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ボールペンマニアが贈る、クリスマスプレゼントにお勧めなボールペン4選!

2021年5月19日

令和になって初めての師走に入り、年末年始に向けて忙しくなってきました。

 

12月の一大イベントであるクリスマスまであと2週間。プレゼント選びに苦慮されている方も多いのではないでしょうか。

今回の記事はそんなクリスマスプレゼントに貰うと嬉しいボールペンを特集していきます。

 

家族に、友人に、恋人に。

ボールペンをプレゼントしようと思っているけど、どんなボールペンが喜ばれるのか。

これはボールペンに限ったことではないのですが、大多数の方が毎年のクリスマス時期に頭を悩ませているのではないでしょうか。

 

本当に買いたい物は本人が自ら手に入れるとして、貰って嬉しいものは何なのか。

 

 




 

ここでは、クリスマスにプレゼントする物として間違いない4本のボールペンを紹介します。

クリスマスに限らず誕生日や何かの記念の際に贈る場合でもいいですね。

 

このブログを始めて2年ほどになり、その間様々なボールペンを試してきました。

これは私なりのお勧めではありますが、それなりにお勧めする根拠はありますので ぜひとも参考にして頂きたいと思います。

 

それでは、前置きはこれくらいにしていってみましょう!

 

 




 

 

 

 

 

 

 

 

【ファーバーカステル「伯爵コレクション」】

まずはこちら。

ドイツの老舗鉛筆メーカーである「ファーバーカステル(FABERCASTELL)」から発売されている伯爵コレクションのクラシックシリーズ。

 

 

当ブログでも何度か記事にしていますが、その洗練されたデザインの美しさと手に持った時の確かな満足感、書きやすい重量感。

質の良い物を携帯する喜びをダイレクトに味わえるボールペンです。

 

 

クラシックシリーズは胴軸の素材にエボニーやペルナンブコ、グラナディラといった希少木材が使われていて、手に馴染むとともに木軸特有の経年変化も楽しめます。

 

 

ロジウムコートされた精密間のある金属パーツも魅力。

木材とシルバーのコントラストは、どことなく楽器のような雰囲気も醸し出しています。

 

大半のビジネスマンはボールペンが仕事道具です。

木軸の経年変化と自信のスキルアップを重ねることで、クラシックコレクションは掛け替えのない相棒へと変わっていくことでしょう。

 

 

木軸のクラシックコレクションは値段もそこそこしますので、もう少しリーズナブルな軸をお求めの方には、「ギロシェ」もお勧めです。

 

 

伯爵コレクションではエントリーモデル的な位置付けのギロシェですが、こちらは金属パーツ+熟練職人が手作業で削り出したギロシェ模様のレジンが軸の素材として使われています。

 

クラシックコレクションとはまた違った魅力を放つギロシェ。

軸のカラーバリエーションもカラフルで、女性へのプレゼントにも最適です。

(手元にあるのはブラウンとブラックの2本で少し地味ですが…)

 

 

ファーバーカステル伯爵コレクションのリフィル(替え芯)は、パーカータイプと呼ばれる汎用性の高いリフィルを使用。

高級筆記具メーカーのほとんどがこのパーカータイプのリフィルを採用しているため、様々なメーカーのリフィルを試せるのもポイントが高く、人気のある三菱uniのジェットストリームリフィルにも対応しています。

 

経年変化により使い手と一緒に時を重ねていくボールペン「ファーバーカステル伯爵コレクション」!

大切な人へのプレゼントにピッタリではないでしょうか。

 

クラシックコレクションのより詳しいレビュー記事はこちら↓

これを使えばあなたも疑似伯爵!ファーバーカステル クラシック エボニー ボールペン レビュー

 

 

 

 

【パーカー「パーカー75 シズレ」】

続いては、幅広いラインナップで筆記具に詳しくない方でも知らない人の方が少ないアメリカの筆記具メーカー「パーカー(PARKER)」のボールペンです。

 

デュオフォールドやプリミエなど、パーカーからは様々な種類の高級ボールペンが発売されていますが、その中でもお勧めなのが「パーカー75 シズレ」。

こちらはヴィンテージボールペンに分類され現在廃番となっているモデルですが、オークションやフリマアプリが浸透している昨今、状態の良い物を比較的安価で入手することができます。

 

 

クラシカルな出で立ちはスーツに良く合い、程よい細軸は筆記時の指を美しく見せる効果もあります。

 

パーカーと言えば矢羽クリップ。

ヴィンテージになるほどクリップの矢はリアルになり、近代になるほどアイコニックなデザインとなります。

 

 

パーカー75のクリップが若干クラシックすぎてプレゼントする人に合わないかも、という方は、アイコニックな矢羽クリップを持つ「パーカーソネット シズレ」もお勧めです。

 

新品を買うことはほぼ不可能な「パーカー75 シズレ」ですが、中古品でもプレゼントとしてお勧めな理由があります。

 

 

 

その一つ目が書きやすさ。

 

 

先細りの軸にはシズレパターンと呼ばれる格子模様が刻まれていて、このシズレパターンによるグリップ感が秀逸。

 

また、軸径も8mmで男女を選ばず持ちやすく、総金属軸でありながら意外と軽いのもおすすめのポイント。

キャップを押して芯を出すキャップノック式のため、回転式に慣れていない方にもお勧めできます。

 

 

やはりボールペンは書きやすささが命。

キャップノックのワンアクションで素早い筆記モードへの移行と、パーカーの油性インク「クインクフロー」の滑らかな書き味で、まさに書くことを楽しめるボールペンなのです。

 

 

二つ目が軸の素材。

 

パーカー75 シズレは、軸の素材がスターリングシルバー(シルバー925)。

これはクリスマスや何かの記念にピッタリな素材ではないでしょうか。

 

 

シルバーのアクセサリーならぬシルバーのボールペンをプレゼント。

シルバー925は愛好家も多く、使えば使うほど味が出てくるのが魅力です。

 

身の回りの物でレザー製品を愛用されている方は多いですが、私の独自調査ではレザー製品好きの約9割が実はスターリングシルバーの小物も好きという結果が出ています。

 

現在の価格設定で総スターリングシルバー軸のボールペンを発売しようと思うと数万円は下らないのですが、高級筆記具全盛の頃に作られたパーカー75 シズレは予算1万円以内で十分なお釣りと共に入手することができます。

 

 

ノンコーティングのスターリングシルバーですので、長らく使っていると特有の“くすみ”が出てきますが、それをシルバー磨きクロスで綺麗に磨く一手間も楽しみのひとつ。

 

 

パーカーのリフィルは言わずもがなパーカータイプのリフィル。

ファーバーカステルと同じように同規格のリフィルを装填して書き味を変えることができます。

 

大切な人へのプレゼントに書きやすいスターリングシルバーのボールペン!

これで決まりではないでしょうか。

 

 

パーカー75 シズレのより詳しいレビュー記事はこちら↓

ビジネスに向くボールペンとは? 【パーカー75】

 

 




 

 

【パイロット 「カスタムヘリテイジ91」】

3つ目に紹介するのが日本の筆記具メーカー、「パイロット(PILOT)」のカスタムヘリテイジ91

高級ボールペンは海外メーカーだけでなく、日本のメーカーからも発売されています。

 

 

パイロットのフラッグシップモデルであるカスタムシリーズの中で上位モデルに位置するカスタムヘリテイジ91

 

嫌みを微塵も感じないデザイン。

日本メーカーのボールペンは海外メーカーのものに比べて大人しめのデザインが多く、ビジネス用途にもってこいです。

 

このカスタムヘリテイジ91もしかり、しっとりとしたブラックのレジンにシルバーのトリムが使う者に誠実で若々しい印象を与えてくれます。

 

 

剣先のようなクリップのデザイン、キャップリングの刻印には墨入れが施されていて高級感も有り。

 

同クラスのカスタムシリーズにはブラック×ゴールドトリムのカスタム74もあります。

これはプレゼントする人の好みや年齢によって買い分けると良いかもしれません。

 

 

カスタムヘリテイジ91とカスタム74の違いは天冠の形状とクリップのデザイン、クリップリングの刻印の

内部機構や軸径などはどちらも同じとなっています。

 

カスタムシリーズのお勧めポイントとしてはグリップ感と書き味。

 

キャップ近くの軸幅よりペン先側の軸幅の方が太めに作られていて、言わば「樽型」の胴軸。

この樽型軸が人差し指、中指、親指にピタリと吸い付き、ストレスのない書き心地を実現しています。

 

 

また、流石は日本のメーカーのボールペンと感心するインクの書き味。

パイロットの独自開発した「アクロインキ」は油性インクでありながら油性と水性の中間のような滑らかな書き心地。

油性ボールペンのイメージを良い意味で裏切る書き味なのです。

 

日本の文房具店やコンビニ等で手に入る安価なボールペンのインクは低粘度な油性インクが主流です。

そういったボールペンを普段使っている方に対しても、インクの書き味を維持しつつ高級な軸を楽しんでもらうという点でカスタムシリーズがお勧めとなります。

 

 

リフィルはパイロットの独自規格である「BRFN-30」が適合。

残念ながら他のメーカーとの互換性はありませんが、文房具店でまず置いていない店はないため容易に替え芯を入手できるのもポイントです。

 

さらに驚きなのはこの書き味と軸の完成度でありながら、値段が1万円(税抜き)ととても求めやすいところ。

 

日本メーカーの技術が詰まったメイドインジャパンの高級ボールペン!

これこそ大切な人へのプレゼントに最適です。

 

 

カスタムヘリテイジ91の兄弟モデルであるカスタム74の詳しいレビュー記事はこちら↓

本気の国産ボールペン!パイロット カスタム74 【モンブラン マイスターシュテュック クラシック比較】

 

 

 

 

【モンブラン「マイスターシュテュッククラシック#164」】

最後は言わずと知れた筆記具メーカー「モンブラン(MONTBLANC)」から、マイスターシュテュッククラシック#164をご提案。

 

 

筆記具好きもそうでない方も一度は味わった方が良いと思うのが、モンブランの書き味と所有満足感。

 

モンブランについても他の筆記具メーカーと同じくたくさんの種類のボールペンが発売されていますが、その中でもお勧めなのがマイスターシュテュッククラシック#164

 

当ブログにはこれでもかと出てくるマイスターシュテュックですが、それは老若男女にお勧めできるボールペンだから。

 

▲写真はスターウォーカー。

 

クラシックでシンプルなデザインはスーツにも合い、ポケットから覗く「ホワイトスター」はとてもお洒落です。

 

 

マイスターシュテュック#164が特にお勧めな理由が、その扱いやすさ。

軸径10mmに重さが21g、筆記時の長さが140mm

 

特筆すべきは胴軸の素材であるプレシャスレジンの指に吸い付くような持ちやすさと、軽いと重いのちょうど中間である21gの重量。

 

マイスターシュテュックを使っていて一番感じることが手首が疲れないということ。

感じ方には個人差がありますが、ボールペンの重さが25gを超えてくると軸の重みを指が敏感に感じ取って筆記中も「重さ」を感じるようになります。

逆に15gを下回ると軽いと感じて、軸の形状によってはボールペンをコントロールするために指に余計な力が入る事になります。

 

マイスターシュテュックの21gという重さは、男女ともに重いとも軽いとも感じにくい「ちょうど良い」重量。そしてボールペンとしての高級感が出始めるギリギリの重量。

 

筆記中は文字通りに自分の手・指の一部となって、ほぼ疲れることなく書き続けることができるのです。

 

 

クラシカルなデザインを好まれない方には、スターウォーカーやPixコレクション等もお勧め。

また、マイスターシュテュックにおいても新旧含め様々なデザイン・素材のボールペンがあるため、プレゼントする方のイメージに合わせて選ぶことができます。

 

 

また、マイスターシュテュックボールペンには#164より一回り大きい「#161 ル・グラン」というモデルもあり、太軸好きにはこちらがお勧め。

 

 

モンブランのボールペンは専用のリフィルでまさしく油性といったねっとりとした書き味。

細字と太字を書き比べるとこのようになっています。

サインを書く時などにあえてこの太字を使って名前を書くのが粋ですね。

 

油性の書き味が苦手、という方にはリフィルアダプターを介して4C規格の芯を使うことも可能!

 

 

まさに“マイスターシュテュック(最高傑作)”の名にふさわしいボールペン!

ドイツのモンブランが生んだ最高傑作を大切な人のプレゼントに。

※ただしネットで買う場合はコピー品に注意!

 

モンブランマイスターシュテュック#164のより詳しいレビュー記事はこちら↓

モンブラン×リフィルアダプターMB-01+各種4C芯のレポート

 

 

 

 

さて、今回は令和初のクリスマスも近い!ということで、クリスマスプレゼントに贈られて嬉しいボールペンの特集をしてきました。

 

筆記具好きにとってボールペンは何本あっても困ることはありません。

ボールペンを消耗品というカテゴリーから、ずっと使える相棒へと格上げするには「ちょっといいボールペン」は欠かせません。

 

今回紹介した4本は、いずれも高級感と書きやすさを両立した、プレゼントや記念品にお勧めできるボールペンです。

筆記具好きからすると少しベタなチョイスかも知れませんが、私が色々試してきた中で「間違いの無い4本」。ましてや筆記具に詳しくない方からすると、その目には新鮮に映るボールペンではないでしょうか。

 

この記事が少しでもボールペンのプレゼント選びに苦慮されている方の参考になれば幸いです。

 

それではまた。

お読み頂きありがとうございました。