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フルレザーのシステム手帳 【Acru(アクリュ)/日々色のアジェンダカバー】

2021年5月19日

2017年も早いもので、残すところあと2ヶ月弱となりました。もう来年の手帳はお決まりでしょうか?

 

手帳選びは楽しいものですね。まずは綴じ手帳かシステム手帳か。手帳のサイズはB7B6A5、それともB5か。そしてフォーマットは月間ブロック、週間ブロック、週間レフト、週間バーチカルか。

自分のライフスタイルにぴったり合った手帳に出会った時の喜びはなんともいえませんね。

 

 

 

今回は私が愛用している手帳をレポートしていきます。

 

まず、タイプはシステム手帳タイプ、サイズはポケットサイズと言われるB7のミニ6穴タイプ、スケジュールのフォーマットはオーソドックスな月間ブロックです。

仕事で使うのか、プライベートで使うのか、それとも両方で使うのかによっても選ぶ手帳は変わってきそうです。写真が趣味ということもあり、カメラストラップやカメラバッグを取り扱っている「Acru」のシステム手帳「ベルテッドタイプの日々色のアジェンダカバー」を使っています。なぜ、写真が趣味だとこの手帳なのか。それは後述していきます。

 

私がシステム手帳を選んだ理由としては、リフィル交換が可能という点、毎年手帳自体を買い換えるのではなく同じものを長年使って経年変化を楽しみたい、という2点です。ですので、手帳カバーはオールレザー一択となります。

Acru(アクリュ)の手帳は時期ごとに限定モデルが出たり、カスタムオーダーできたり、たまにデザインや仕様が変わるため、今回レポートする手帳は過去の仕様、デザインということになりますが、革は同じベジタブルタンニングのレザーを使っているため経年変化の参考になればと思います。

 

それでは見ていきましょう。

 

 

 

 

【Acruの手帳カバー/外観】

 

 

この手帳はブラウンとネイビーのコンビレザーです。ベルトやペンホルダー、しおりなどのパーツはネイビーのレザー、本体はブラウンのレザーとなっています。買った当時はもう少し明るいブラウンでしたが、経年変化で濃くて艶のあるブラウンへと変わっています。サイズは前述の通りB7のポケットサイズ。

 

 

 

 

表と裏。ブラウンのレザーに透明感のある張りツヤが出てきています。化粧品のCM以外でも使えますね、「透明感のある張りツヤ」。

 

 

ベルトにはAcruオリジナルのボタンがついていてしっかりと留められます。このベルトは綴じ幅が調節できるようになっており、ページが増えてきても対応することができます。

 

 

裏表紙にもボタンが付いていて、こちらで絞めたり緩めたりを調節できます。デフォルトは真ん中でしょうか。増えたときだけ緩めるのではなく、少ない時に絞めることもできなかなか機能的です。

 

 

背表紙をみていきます。リベットが上下に2つ打ってあります。

 

 

上は注文時に好きな文字(数字・アルファベット)を刻印してもらうことができます。私は使用開始日を刻印してもらいました。

「2014 05 30」。現時点で3年半ほどこの手帳と過ごしてきたことになります。

このように、手帳と一緒にとれだけの年月を過ごしてきたか分かるようにすると面白いのでお勧めです。

 

 

下のリベットにはシリアルナンバーです。この手帳は325番目に製造されたものだということが分かります。こういった刻印があると、より一層愛着が湧いてきます。

 

 

【Acruの手帳カバー/内側・前半】

 

 

表紙をめくると最初にあるのは横から差し込めるポケット。メモや領収書、名刺やカードなどが挟み込めます。リフィルについてはAcruオリジナルのリフィルを綴じていますが、一般的なミニ6穴タイプのリフィルであれば綴じることができます。

次になぜAcruオリジナルのリフィルを使っているのか、リフィルの内容を見ていきます。

 

 

【Acruオリジナルリフィル】

 

 

はじめのページにはTo Doリストが何ページかあります。私はTo Doはスマートフォンで管理していますのでこちらは使っていません。

 

 

次のページには写真紙のサイズ表です。写真に関係の深いL判の他、2Lや六つ切り、キャビネ、四つ切り等のサイズが記載されています。写真の仕事を始められた方には解りやすい表ではないかと。

またその他に、はがきやA3A4といった仕事でもよく使う用紙のサイズも表記されていますので何かと役に立ちます。

 

 

 

その右のページにはなんと露出表が!デジタルカメラを使う場合にはあまり関係ない表ですが、最近、再度注目されだした銀塩カメラを使う場合、いざというときに役に立ちます。クラシックカメラには露出計が付いていないものがほとんどですので、この早見表を見たり、体内露出計を鍛えるのにも良さそうです。

 

 

次のページは各国の挨拶が書かれています。これはおまけですね。

そして次のページには私が一番よく見る内容が書かれています。

 

 

一年間の日の出と日の入りの時刻表です。左のページが日の出、右のページが日の入り。日の出や夕日を撮影する際にはお世話になっています。今となってはスマートフォンのアプリでこれに変わるものはたくさんありますが、このアナログな表を読むという行為もまた面白いものです。

 

 

スケジュールフォーマットは月間ブロック。一般的なカレンダーと同じで、予定のある日が一目で分かりやすく使いやすいです。

 

そしてここで注目なのが、それぞれの月の、満月・新月・上弦・下弦がいつなのかがアイコンによって記されていることです!星空の写真を撮りに行くことがあるので、翌月の仕事の休みを決める際にこの表をみて予定を立てることがあります。もっとも新月の日に休んでも雨とか曇りだと星は撮れないのですが…。大まかに撮影の予定を立てることができます。

 

このリフィルの作り込みは、流石カメラ関係のレザー製品を作っているブランドだけあって考えられていますね。

 

 

Acruのリフィルには当然、無地のページも付いているのですが、これがなかなかに高性能です。しっかりとした紙質で、万年筆で書いたとしても滲み、裏抜けがありません。付属枚数は少ないもののかなり信頼度の高いオリジナルリフィルです。ちなみにちらっと見えているのは革紐のしおりで、先に大きめのタグが付いているのでアクセスしたいページに瞬時に飛ぶことができます。

 

 

【お勧めのその他リフィル】

 

 

追加のリフィルとして、Twitterでその存在の情報を頂いた「LIFE ミニ6穴用」を綴じています。このサイズの手帳でLIFEが使えることの喜び!種類は無地・罫線・方眼の3種類がありますが、自由に書き殴りたいので無地を選択。このLIFEの紙質は最高で、インクの裏抜けが全くありません。万年筆を使う方には特にお勧めの紙(ノート)です。

 

さて、リフィルの話はこれくらいにして、カバーの内側に話を戻しましょう。

 

 

【Acruの手帳カバー/内側・後半】

 

この手帳カバーのオリジナリティを語るうえで欠かせないのが、このカラフルなレザーのインデックスです。6色のインデックスがあるので、用紙の違いごとに挟んだり、大切な内容へのショートカットに使えます。

いたるところに革・革・革!このこだわりようが良いです。

 

次にペンホルダー付きの革のリフィルを見ていきます。

 

 

通常の手帳カバーでは裏表紙の裏側(?)にペンホルダーが付いているのが一般的ですが、このアジェンダカバーでは、革のリフィルにペンホルダーが付いています。

ですので、「手帳にペンホルダーはいらない」という潔い方はペンホルダーリフィルごと外すことも可能です。このペンホルダーのリフィルにはポケットもついており、例によってメモや領収書、名刺やカードなどが挟み込めます。

 

 

ペンホルダーは穴の大きさを調整することができます。Acruの「A」の部分を緩めたり絞めたりで、ほとんどのペンに対応できます。

 

 

私は太めのプラチナのセンチュリー#3776を挿していますが、グラつかずしっかりとホールドされています。太い万年筆から細いボールペンまでお気に入りのペンを挿しましょう。

 

 

 

 

この手帳カバーのカスタマイズとして、革のリフィルなるものがあります。私は「ファスナー付きポーチ型リフィル」をチョイスしています。入れているものは、SDカードや4C芯の替え芯、SIMカードアダプタなどですが、小銭入れやカードケースなど使い方は様々にアレンジできそうです。

 

ファスナーのつまみも革!

 

他にも「バインダー付きリフィル」というのもあり、こちらはミニバインダーが付いたリフィルとなっています。自分が手帳に挟みたいものが何かによって付け替えることができるように、様々なオプションが用意されていて好印象です。

 

 

 

 

【まとめ】

さて、いかがでしたでしょうか。経年変化を楽しめる3大マテリアルの一つ、レザーを惜しみなく使ったAcruの「日々色のアジェンダカバー」をレポートしてきました。好きな刻印を刻むことができるリベットや、革のインデックス、カスタムできる革のリフィルなど、魅力がたくさんありました。

今は常に手元にはスマートフォンがあり、スケジュールやTo Doやノートの管理ができる世の中です。しかしながら、こういったアナログな手帳に自分の手で書くこと・携帯して革に触れページを開くこと・一緒に時を経る喜びは、スマートフォンの無機質なデータ管理では味わえない日々の貴重な時間となることでしょう。

 

ではまた。

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