夏休み企画 トンボ筆記具とトンボ(昆虫)比較

2017.08.14 Monday

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    学生諸君は夏休みも残すところあと2週間ほどとなりました。

    宿題を全くやってなくて追い込まれている方も少なくないのではないでしょうか。

    お父さんも夏休みが欲しいです!

     

     

    さて、日本の筆記具メーカーに「トンボ鉛筆」というメーカーがあります。

    このメーカーの筆記具に初めて出会ったのは小学生のとき。トンボの鉛筆は誰もが握ったことがあるのではないでしょうか。

     

    私のファーストトンボは赤鉛筆(俗に言う赤トンボ)で、なぜか赤鉛筆はいつもトンボ製でした。

    中学になってシャープペンシルを使うようになり鉛筆離れが進みましたが、赤鉛筆だけはトンボ鉛筆製でした。当時は赤いシャープペンの芯がまだ無かったように記憶しています。もしくはあっても色が薄すぎて使い勝手が悪かったか。

     

    社会人になってからはシャープペンシルの出番が減り、ボールペンが台頭してきました。

    ボールペンを使い出すと、必然的に赤鉛筆も赤ボールペンに変わるわけです。

    そういうわけで私とトンボ鉛筆との付き合いも終わったかのように思えました。

     

    が…、

     

    社会人になり財力がついてくると様々な筆記具を試したくなる、いわゆる「筆記具沼」に浸かり世界一美しい筆記具である万年筆から極太芯を使う芯ホルダーまで、新旧多様な筆記具と対面する機会がでてきました。

     

    その中の一つに「トンボ鉛筆の筆記具」がありました。

    トンボ鉛筆の筆記具を手にするのは実に二十数年ぶりでしょうか。

    しかも今回は赤鉛筆ではなく、社会人の武器であるボールペン。

     

    かくしてトンボ筆記具との再会を果たしたわけです。

     

     

    比較するのはトンボ「ZOOM 707

    ZOOMにはボールペンでありながら万年筆のような高級感のある太軸の505と、極限まで細さを追求した7072種類があり、今も世界中で筆記具ファンの心を掴んでいます。

     

    ZOOMでも今回は707を使い、通常版と30周年記念版の比較の他、トンボ(昆虫)との比較をレポートしていきます。

     

     

    渋いモノトーンの紙箱。ZOOMの下には赤いラインが入っています。

    プラスチックやPVCのパッケージに比べ、最近の筆記具には珍しく非常にエコでスタイリッシュな箱で好感が持てます。

     

     

    白い部分をつまんで引き出すと、マニュアルとともに707がその姿を現します。

     

     

    スリップの赤玉がアクセント。バリはご愛敬。気になる方は削りましょう。

    赤といえば、パッケージにも赤いラインがアクセントとして使われていましたね。

     

     

    30周年記念モデルパッケージ】

    次に同じZOOM 70730周年記念モデルのパッケージとの比較です。

     

     

    こちらもモノトーンですが、PVCのパッケージとなっていて中のペンが見える仕様です。

    左下には30周年記念のロゴが誇らしげに光っています。

     

    このシリーズも生誕30周年ということでZOOMの金属的な素材感を際立たせたデザインとなっています。

     

    ZOOM 707/通常版・30周年記念版比較】

    続いて通常版との比較です。

    二本の違いは

    ‘梗瓦了転紊

    ▲哀螢奪

    となっています。

     

     

    ‘梗瓦了転紊

    通常版ブラックはマットブラック仕上げ。とても渋いですね。マットブラックの胴軸にグロスブラックで「ZOOM 707 Tombow JAPAN」。クリップの先は赤玉。赤玉は好みの分かれるところですがスポーティな印象も受けます。

     

     

    一方、30周年記念版は鏡面仕上げでメタル感が引き立ちます。こちらのクリップは黒。モダンにまとめられていますね。

     

    ▲哀螢奪

    通常版がラバーグリップなのに対して、30周年記念版は金属仕上げ。質感はかなり異なっていて、30周年記念版はさすが限定品だけあって高級感が増しています。

     

     

    この30周年記念版のグリップは梨地仕上げで多少の擦り傷も揉めば消えるというなかなか頼もしい仕上げなのです。丈夫な仕上げということもあり、私は金属製のキャップがついたいくつかの鉛筆たちと一緒にペンケースに無造作に放り込んでいます。

     

    【リフィル交換】

    ペン先を反時計回りにねじって外し、リフィルの交換を行います。金属のねじ切りで精密感もあり。

    芯はおなじみの4C芯。ゼブラの各種4C芯やuniのジェットストリームなど様々な4C芯に対応します。

     

     

     

    【他ボールペンとのサイズ比較】

     

     

    上からZOOM 707の2色CROSSクラシックセンチュリー、パーカージョッター。

    私が一番持ちやすいと感じるジョッターの軸径(10mm)よりは3.5mm細いです。

    長さはクラシックセンチュリーより少しだけ長く全長136mm。

     

    ZOOM 707とクラシックセンチュリーは太さの違いがかなりありそうですが、ZOOM 707のグリップ部の太さはなんと6.5mmとクラシックセンチュリーとの太さの違いはたったの1mm。握った感じもほぼ同じなんです。

    胴軸が細いだけなのに全体の印象としてずいぶん細くみ見えますね。

     

     

     

    手に持ってみたところ。

    細いのですが素材が金属のため軽すぎるということはありません。グリップ部は適度に膨らんでいるため見た目以上に持ちやすいです。本当に細いのでスラスラとペンを走らせることができます!

     

     

    【リアルトンボとの比較】

    それではハグロトンボ(昆虫)との比較を行っていきます。

     

    近所の公園にいたハグロトンボさんに家にお越しいただき、長さなどを計らせていただきました。

    ハグロトンボは春から夏にかけて小川付近で発生し、ひらひらと優雅に飛ぶ様を観察できます。

    トンボの仲間では動きがゆっくりなため、お子様でも簡単に捕まえることができる人気の昆虫となっています。

     

     

    つぶらな瞳。顔は可愛いが肉食性です。頭部と胸部は金属光沢があります。腹部は黒褐色。すごくスタイリッシュなトンボです。脚には無数の細い毛が生えており、見れば見るほどなんとも美しいフォルムです。

     

    ちなみにこれはメスで、オスは腹部が鮮やかなブルーグリーンの金属光沢でさらに綺麗です。

    今回は707のブラックとの比較ですので、黒褐色のメスに来ていただいています。

     

     

    次に長さを比較。

    ZOOM 707が全長136mm、ハグロトンボが約60mmです。

    ZOOMのノック部からグリップポイントまでの長さが106mm、グリップポイントからペン先までが約30mm。

    一方、ハグロトンボは腹部の長さが約50mm、胸部〜頭部までが10mmです。

     

    こう見ると、ZOOM 707の軸はハグロトンボのまっすぐ延びる腹部とよく似ていますね。

    ZOOMのグリップ部を胸部と考えるとZOOMの書くための重量バランスと、トンボの飛ぶための重量バランスは確かに似ているものがありそうです。

     

     

    ツイスト部と腹部先端との比較です。

    ZOOM 707はツイストして筆記の命とも言うべき芯を出します。

    一見ノックしてしまいそうな形状ですが、ツイストすると蛇腹が収縮して芯が出る仕組みです。

     

    ハグロトンボの腹部は蛇腹にはなっていませんが、先端は少し開いたような形をしていて産卵もここから行われます。腹部の先端は命をつなぐための非常に重要な役割を持っています。

     

    ついでに、ハグロトンボの交尾は長い腹部をお互いの体に固定して行われるのですが、その2匹が織りなす交尾の形がハート型を成しておりとても神秘的です!

    水面を腹部の先でなでる動作をご覧になられたこともあると思いますが、あれが産卵風景です。

     

     

    ちなみにハグロトンボをはじめ、トンボの正しいつかみ方はこちら。

    指先でつまむと力が加わってしまいトンボの命とも言える翅を痛める可能性がありますので、

    人差し指と中指で翅を優しく挟むようにしましょう。

     

    トンボやその他昆虫を十分に観察したら、すぐに逃がしてあげましょう。

    飼育する場合は飼育環境や餌の準備を忘れずに。

     

     

    【まとめ】

    さて、いかがでしたでしょうか。極限まで細さを追求したZOOM 707

    リフィルそのものと間違えるほどの細さでありながら、決して書きやすさを犠牲にしていない。

    小さめの手帳と合わせて携帯するもよし、ペンケースに忍ばせておくもよしのオールラウンダーなボールペンでした。

    今回紹介したブラックの他にシルバーやイエローなどもあるため、何本か揃えるのも楽しそうです。

     

    ハグロトンボとの比較では、大きさこそ違うものの似ている箇所は多く、最後の方ではどちらがZOOM 707なのか分からなくなるほどでした。

    トンボは古来より縁起のいい虫として認知されており、トンボ鉛筆の筆記具を持つと とてもいい仕事ができそうな気がします。

     

    以上、夏休み企画トンボZOOM 707の比較レポートでした。

     

     

     

    もはや大人のアイテム!ハンドスピナー比較

    2017.07.31 Monday

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      こんにちは。

       

      ハンドスピナーが流行っていますね。

      世のユーチューバーによって爆発的に広まり、老若男女を問わず人気アイテムとなりました。

      今では様々な形のものが出ています。

      ただ回すだけなのになぜかハマってしまう、この不思議な魅力はどこから来るのでしょうか。

       

       

      子供と一緒にハンドスピナーで遊び始めてから2ヶ月くらいになります。

      ある程度数が集まったのでいくつかのハンドスピナーの簡単な比較と、おすすめのハンドスピナーを紹介していきます。

      子供のおもちゃでありながら大人のアイテムでもありますので、やはり金属製以外のハンドスピナーは買いません。

      ハンドスピナーによく使われている素材は、真鍮・アルミニウム・ステンレス等です。

      真鍮素材などは経年変化も期待できますね。

       

      ハンドスピナーの構成・各部名称として、

      ・センタースピンドル…真ん中の指でつまむ部分

      ・ベアリング(センターベアリング)…中心の回転部品

      ・フレーム…中心から伸びる回転足(羽)の部分。取り外しできるものもあり

      ・フレームウェイト…フレームについた重りのような部分

       と、正式(?)にはこのように呼ぶようです。

       

       

      SWORD

       

      一番のおすすめはSWORD製のハンドスピナー。

      素材は、フレームはステンレス、センタースピンドルはアルミです。

      作りもよく回転時にガタつきもありません。スムーズに回転します。

      こちらはコンパクトな部類のハンドスピナーです。回転時の光の反射も美しい。

       

      スペックは、

      回転時直径:6cm

      重量:70

      平均回転時間:45

      ベアリング:ハイブリッドセラミックス

      ベアリング取り外し:可

       

       

      セット内容。

      キャリングポーチもセットでなかなかにコスパが高いです。

      他のハンドスピナーに無く珍しいのが、ロープがついていることです。

      ロープをフレームに引っかけ、バッグなどに着けて持ち運ぶこともできます。

       

       

      センタースピンドルにはSWORDのロゴが。エッジ部分には様々な刻印がされており精密感が漂います。

      グリップ感は少し厚めですが、それがつまんだ時の安定感をもたらしています。

       

       

      ちなみにフレーム兼フレームウェイトは取り外すことが可能。フレームを2本や4本にして回すのも面白いですね。

      1本だけ外してあえてブレを楽しむのもアリです。

       

       

      ポーチにはメイン収納スペースにハンドスピナー型の硬質スポンジ。反対側はポケットがついています。

      ポケットにはロープや別のハンドスピナーを収納することも可能。

       

       

      回転の様子。回転音はシュルシュルとおとなしめの音。

      このハンドスピナーのおすすめポイントとして、回転させると非常に美しいということが挙げられます。

      様々な色の光を当てることでフレームウェイトであるステンレスボールが光を反射し、美しいラインができます。

      これはSWORD製のハンドスピナーでのみ楽しめる粋な遊び方といえますね。

       

       

      夜に車内で使うと信号の青やテールランプの赤など様々な色を反射してとても綺麗です。

      ただし、運転しながらスピナーを回すのは危険ですので絶対やめましょう!

       

       

      BOGI/純銅】

       

      続いてBOGI製の純銅ハンドスピナーです。

      フレームの素材は純銅製。最近スマホのカラーラインナップにもよく使われるカッパーと言われる色ですね。

      センタースピンドルは真鍮色。異なる経年変化を見せてくれそうな異色の組み合わせです。

      こちらは先ほどのSWORD製と比べて若干重量もあります。

       

       

      セットはハンドスピナーと白い巾着。

      ポーチやケースはついていませんが、この巾着が地味に良い仕事をしていて、私は持ち運ぶ際、巾着に包んでSWORDについてきた丸いポーチのポケット部に入れています。これでハンドスピナー同士が擦れて傷つくこともありません。

       

      スペックは、

      回転時直径:6cm

      重量:78

      平均回転時間:5〜7

      ベアリング:混合セラミック

      ベアリング取り外し:可

       

       

      回転の様子。

      こちらは持っているハンドスピナーの中でも一番よく回ります。コンパクトなのによく回る。最高ですね。

      音はSWORDと比べてシャリシャリと少し大きめ。ただし気になるほどではありません。

      回転時はフレームの4本のラインが見え、純銅色と相まってとても綺麗です。

       

       

      SWORDと写真での大きさ比較ですが、大きさはBOGIの方が大きく見えても回転直径は2つとも同じで6cm。

       

      先ほど書いたように、こちらのハンドスピナーはセンタースピンドルが真鍮色、フレームが純銅ということで経年変化が期待できます。銅ということで、同じ銅の10円玉(厳密には10円玉は青銅)で経年変化の予測を載せておきます。

       

       

      10円は青銅ということで銅+錫(スズ)の合金です。純銅が青銅と全く同じ色変化を見せるかは分かりませんが、時間をかけて茶色く変わっていくものと思われます。

      写真では昭和58年の10円玉の色を最終形態予測として置いていますが、このBOGIのハンドスピナーも34年後はこんな色なのかも知れませんね!(34年後もこれで遊んでいるかは別として)

       

       

      【回転時間比較】

       

      私はハンドスピナーで遊ぶ際、回しては止めの繰り返しなのでそれほど回転時間にこだわってはいませんが、机の上でタイムトライアルをして遊ばれる方向けに目安の回転時間も記しておきたいと思います。

       

       

       

      ◇各ハンドスピナーの重量と回転時間◇


      重量回転時間
      ATOMIXのステンレス鋼スピナー23g1分50秒
      SWORDのステンレス製スピナー70g4分15秒
      Hiroshiの真鍮製スピナー114g4分53秒
      APTOYUのステンレススチール製スピナー130g3分8秒
      Nikattoの純銅製(真鍮色)スピナー78g2分37秒
      BOGIの純銅スピナー78g6分47秒

       

      ※手元にあるハンドスピナーを机の上で3回まわしたアベレージ。公式な回転時間とは異なります。

       

      ATOMIXのハンドスピナーはとても軽く、かつこの中では一番コンパクト。まさにハンドスピナー入門としてもってこいです。回転時間は2分弱とさほど長くありませんが、軽くて丈夫なボディと片手で扱いやすい大きさのため、唯一人差し指でのトップスピードはじきができます。

       

      い梁に言う「水道タイプ」のハンドスピナーはフレームウェイトに重みがあり回転時間が伸びる傾向にあります。しかし一番長く回っていたのはBOGIのハンドスピナー。フレームが3つのハンドスピナーは形として一番ポピュラーなのですが、やはりこの形が一番バランスが良いのでしょうか。

       

      Nikattoの舵型スピナーも面白いです。回転時間としてはそこそこの2〜3分台。こちらはフレームがそれぞれ外せるうえ、センタースピンドル周りの大きなリングも取り外し可能です。リングを外した状態で遊ぶこともできます。

       

      回転時の安定性について、フレームが6本ないし8本のハンドスピナーの方が、フレームが3本のものに比べ安定するように感じます。特にこの中ではHiroshiの真鍮製ハンドスピナーが一番ブレがなく、恐ろしいほどの安定性があります。回転時の安定性は回した時の気持ちよさに関わってきます。

       

       

      ちなみに形が同じ水道タイプのハンドスピナー同士ですが、フレームを交換しようと思いましたができませんでした。ネジの径が違うようですね。フレームの色を入れ替えることができたら面白かったのですが…。

       

       

      さて、様々なハンドスピナーを比較しながら見てきましたが気になるものはあったでしょうか。

      ハンドスピナーの種類は今も増え続けています。

      形・質感は様々ですが、遊び方はひとつ。回すのみ!

      実に単純明快で潔いアイテムです。

       

      今回、子供と遊ぶために持ってみて気付いたことは、ハンドスピナーは間違いなく大人のアイテムであり、その醍醐味は回転時間では無く、質感・精密感からくる「所有欲」だということです!

      手のひらで回す止めるを繰り返し、その金属が響く余韻に浸る…。

      ひとたび回せば、まるでワインを片手に膝上の猫をゴロゴロするに匹敵する程の優雅な時間が得られることでしょう。

       

      ここで紹介したハンドスピナーは氷山の一角にすぎませんが、お気に入りを見つける手助けになれば幸いです。

      ※ハンドスピナーは商品の移り変わりが激しいので一度逃すと手に入らない可能性があります。

       

      ではまた。

       

       

       

       

       

       

      注目度急上昇!Munekawaのペンケース 【Arch Pen M】

      2017.07.20 Thursday

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        こんにちは。

         

        今回は久しぶりにペンケースのレポートです。

        いつも使っているのは土屋鞄のロールペンケースですが、ボールペンや万年筆が増えてくると持ち運びたいものが増え、それに伴ってペンケースも増えてしまいます。

         

        本来、ペンケースに入れるペンを数本選んでからペンケースに入れるものですが、私の悪いクセでペンに合うペンケースを探してしまうのです。

         

         

        購入の経緯として、モンブランの筆記具を手に入れたことで専用のペンケースが欲しくなったこと。

        モンブランをオロビアンコのペンケースに入れていたのですが、何かしっくりこない。

        モンブランを携帯するなら黒いペンケースが合いそうだ、ということで黒のペンケースを物色。

         

        普段レザー製品を買う場合、経年変化が分かりにくいので黒はビジネスバッグ以外では買わないのですが、今回はそんなことまったく気にせず。

         

         

        そこで見つけたのがこちら、Munekawa(宗川)のペンケース Arch Pen M です。


        Arch Pen Mは2〜3本差しで、これぞというお気に入りをコンパクトに持ち運べます。ペンケースというと以前は収納力を重視して買ったものですが、今では、特に万年筆を使うようになってからというもの、お気に入りの数本を持ち歩くために収納力度返しのペンケースを持つようになりました。

         

         

        2本差しのペンケースと比較するとオロビアンコのものに比べて一回り小さく、質感も特殊な加工によって牛革でありながらコードバンのような透明感のある革質となっています。

        Munekawaが約15cm、オロビアンコが1cm程長く約16cmです。

        こう比べると大きさの差は歴然ですね。スーツのポケットにも収まるサイズです。

         

         

        メインで使っているペンケースを並べてみました。

        左からMunekawa Atch Pen M、オロビアンコ二本差し、土屋鞄ロールペンケース、土屋鞄オーバルペンケース。

         

         

        【各部ディティール】

         

         

        裏側には「Munekawa since1999」の刻印。金の型押しが高級感と上品さを醸し出しています。

        両端に向けて靴べらのように緩やかに反っており、底は前面に向かってカーブしています。複雑な加工です。

        このカーブする革が、手に持ったときに指のライン、親指の付け根の膨らみ等にフィットし、表面はツルッとした革質ながらも持ちやすさに貢献していると感じます。

         

         

        サイドから。

        表面と裏地の質感の違う2枚革で構成されています。コバの磨き上げ処理も丁寧の一言。

         

         

        底の部分のカーブがまるで革靴のトゥのようです。

        革の厚みは薄めですがペラペラというわけではなく、しっかりと強度があります。

         

         

        表面は牛革でありながらコードバンのようにきめ細かくなめらか。

        染色後に表面に高圧アイロンで熱を加えることで革に張りと淡い艶を持たせているそうです。この加工による艶が高級感に一役買っていますね。

        黒以外の色はさながら宝石のような上品な輝きです。ブルーやグリーンも相当気になるところ。

         

         

        裏地は頑丈なダークブラウンのレザー。表面の革とは加工が異なっており、耐久性のある革だそうです。

        表側とはまた違った光沢のある仕上げとなっています。

        アップで見ると革の毛穴まで確認することができますね。

         

         

        スペックは2〜3本差しですが、使用の際の注意点として、収納室に仕切りがないため収納本数はペンの太さに依存することです。

        モンブランの149やパーカー・デュオフォールド等のキングサイズの万年筆は一本+αのみ収納可能かと思われます。私の持つ大きめの万年筆ではデルタのスクリーニョがキングサイズになるのですが、そちらを入れてみたところ一本のみ収納可能でした。入れようと思えば、キングサイズのペンと細めのペン(CROSSのクラシックセンチュリーやパーカージョッター等)が入りそうです。

         

         

        モンブランならクラシックシリーズ、デルタはドルチェビータスリム、ペリカンはスーベレーンのM600までが適合します。このように、軸径が13cmくらいまでの万年筆であれば二本収納可能です。

         

         

        細めのペンであれば3〜5本は収納可能。

        手元にあるペンでは、クラシックセンチュリー(軸径約7.5mm)なら5本、パーカージョッター(軸径約10mm)なら3本収納できました。

        革は使っていくと若干のびて形が変わるため使い込むうちに収納本数も変わってきそうですね。

         

        Munekawaのペンケース Arch Penには2〜3本差しの他に1本差し(Arch Pen S)もあります。

        色もArch Pen Mと同じ5色展開。

        今回は黒を手にしましたが、先ほども書いたようにブルーやグリーンも気になっています。どの色も鮮やかで透明感があって所有欲を満たしてくれそうです。

         

        以上、注目度急上昇のMunekawaのペンケース Arch Pen M のレポートでした。

        ではまた。

        ロックな2.5mmへリケーブル!武蔵野レーベル「STONES」/ONKYO DP-S1音質編

        2017.07.20 Thursday

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          こんにちは。

          久々にガジェットカテゴリーの更新です。

           

          ONKYODP-S12.5mmバランス接続を体感すべく、今回もケースと同じブランドである「Musashino LABEL」のバランスケーブルの中の一つ「STONES」を入手しましたのでレポートしていきます。

           

           

          DP-S1については、76日にアップデートもリリースされましたので、最後にそちらにも少し触れていきます。

           

           

          さて、ついに入手しました2.5mmバランスケーブル!

          Musashino LABELのケーブルを選んだ理由としては、単純に前回レポートしたケース(プレミアムレザーケース)が質感・商品コンセプトともに良かったこと、異なる3種類のケーブルを開発するというメーカーの心意気・面白さに惹かれたためです。

          ヤフオクやAmazonでリーズナブルなケーブルはたくさんありますが、デザインやレビューを見ても、コレ!というモノが無かったというのも私の背中を押しています。

           

          決定打は、

          .院璽屮襪黒

          ▲廛薀阿L型

          デザイン

           

          よく聴くジャンルはJ-POPと洋楽ということもあり「STONES」を選択。

          3種類のケーブルの聴き比べができると比較レポートとしては一番いいのですが、アニソンもクラシックも今のところメインで聴かないので、もし聴くようになったら買い足したいと思います(いつになることやら

          ※取り扱い店舗へ行けば聴き比べも可能

           

          eーイヤホンで取り扱っているのを確認し、ポチリ。

          送料無料で翌日に到着。いやー、ほんとに早いです。

           

           

          それでは、早速パッケージからレポートしていきましょう。

           

           

          今回もケースと同じく高級感のある手触りのいいパッケージです。

          ケーブルのラインナップとしては、

          forロックの「STONES

          forクラシックの「Cantabile

          forアニソンの「Sunshine

          ケーブルはそれぞれの3.5mm3極アンバランスと2.5mm4極バランスがラインナップされています。

          さらに「Sunshine」のみ4.4mm5極もラインナップされています。

           

           

          扉はマグネットでパチッと開閉できます。

          扉の内側にはブランドコンセプト。ウィンドウの下にはイヤホンの特徴が書いてあります。

           

           

          「ベース、バスドラ、ギターが渾身一体でごつごつとした巨石の様な音の塊となって…」

          そういうことで「STONES」なのですね。

          音質がどのように変化するのか、期待が高まります!

           

           

          【イヤホン&ケーブル】

           

          開けてみました。

          ケーブルは編まれています。そのうえで樹脂コーティングが施され、容易に絡まるということはありません。

          個人的にはケーブルはJVC WOOD純正の布っぽい方が高級感があって好みなのですが、バランスケーブルというと編み編みコードですよね。楽曲再生中にコードを絡めてもノイズは感じられませんでした。

          購入動機にもあったようにDP-S1とケースのシックな外観からケーブルも黒がいいと思っていたので満足です。長く使っているうちにほどけたりしないか少し心配です。

           

          【MMCX端子/イヤホン部】

           

           

          イヤホンとの接続部分をアップで。

          リケーブルの際は、MMCX端子部を無理にひねったりケーブルを持って引っ張らずに、爪を隙間に押し込むようにして外します。

          MMCX端子からケーブルにかけてワイヤーが入っているので自由に曲げることが可能。

          購入直後はイヤーハンガー的に曲がっているのでお使いのイヤホンのタイプに合わせて曲げましょう。

          購入前にお持ちのイヤホンハウジングのケーブル規格確認を忘れずに。

           

           

          DAP本体とケーブルをつなぐプラグはL型。

          たまにDP-S1のレビューで2.5mmバランス接続した際のプラグの不安定さについて書かれていることがありますが、「STONES」を挿した感じは良好そのもの。

          緩くてプラグが回るといったことは皆無です。カッチリと接続されています。

          アルミの質感と角張った円柱プラグは、四角いDP-S1とのデザインマッチングもいいですね。

           

           

          3.5mmイヤホンを接続すると消えていた「Balanced」のアイコンも黄色く点灯!

          この部分について、3.5mmイヤホンを挿すたびに切ない気持ちになっていたので気持ち的にも実に晴れやかです(笑)

           

           

          プラグ部分のアクセントである赤いキャップ(アルミ製)

          キャップにはMusashino LABELの「M」のマークが。

          個人的にはここの色はグリーンが良かったのですが、STONESということで音質のイメージに合った赤ということでしょう。

          ちなみにキャップがグリーンなのは「Cantabile」です。

           

           

          3.5mmプラグとの比較。

          細いですがしっかりした作りです。JVC OOD純正の3.5mmの方が3極なのに対して2.5mmは4極。絶縁リングで仕切られた金属部分で見分けます。

           

           

          イヤホンの分岐部はアルミと黒檀の二部構成。

          JVC WOOD FW01のハウジング部も黒檀なので素材もマッチしているといえます。さりげなく黒檀部に「M」のマーク入り。

          黒檀部を上下してイヤホンまでのケーブル分岐の長さを調節します。 

           

           

          続いて、肝心の音について書いていきたいと思います。

          バランスケーブルは今のところこれ一本ですので、ここではJVC WOOD FW01純正のアンバランスケーブルと聞き比べた感想です。

           

           

          結論から言うと、「STONES」ケーブルの謳い文句に偽りなしです。

          おそるべしバランス接続、おそるべしSTONESケーブル&JVCイヤホン、そしておそるべしDP-S1です。

          どの要素がこの完成された音を作り出しているのかは判別つきませんが、このイヤホンとケーブルがDP-S1の性能を引き出していると言っていいと思います。

           

          まず、全体的な印象として、アンバランス時に比べさらに音の明瞭さがアップしています。

          それに伴ってか、ボリュームも上がったように感じます。

          一つひとつの楽器の音、ヴォーカルの息づかいまではっきりと感じ取れます。

           

          バスドラムの響きはアンバランス接続時より増して、耳の奥から腹に抜けるようなどっしりとした臨場感を与えています。そしてそれに負けじと中音域も音の輪郭がはっきりしていながら絹のようななめらかさ。

          エレキギターの音も、弦上を滑る指使いやハンマリングオンやプリングオフのように弦越しにフレットを叩く音など、より細かな音まで再現できています。

           

          今まで聴いていた音が、いかにボンヤリしていたか…。

          力強くも繊細、そのような印象を受けます。

           

          聴き取れる音の幅がグンと広がったうえに一つ一つの音の出場所が明瞭になったことで、さらに臨場感が増している。まさに小さなライブ会場が耳にはまっているという感覚です。

           

          以上の感想を踏まえて、ギター・ドラム・ベースという一番ポピュラーな楽器を強調してくれる「STONES」は3種類あるイヤホンの中でも一番万人受けしやすいモデルではないでしょうか。

           

           

          【おまけ/アップデート後のDP-S1

           

          前述しました76日にアップデートがあり、楽曲一覧の右側にスクロールバーが追加されました。

          これを待っていたユーザーは多いのではないでしょうか。

          上下スライダーは指が画面に触れることで出現します。

          操作感は良好!これで一気に最下・最上の曲へ行き来できるようになりました。

           

          今回のアップデート、そして2.5mmバランス接続の音質を体験したことで、DP-S1は、またまた手放せない・いつでも持ち歩きたいアイテムとして急成長を遂げました。

          次回のアップデートも大掛かりなものになる(らしい)との情報もあります。

          期待して待ちましょう!

           


          以上、Musashion LABELSTONES」(DP-S1/音質編)のレポートでした。

          ではまた。

          偽モンブランを掴まないための記事 【本モンと偽モン比較】

          2017.07.10 Monday

          0

            こんにちは。

            突然ですが、次の3つのホワイトスターのうち偽物は Ν◆Νのどれでしょう?

             

             

            難易度は高めかも知れません。

            回答は後ほど。

             

            “ついに手にしてしまったモンブランの筆記具。

            いや、ついに手にしてしまったと“思っていた”モンブランの筆記具。

            使うにつれて沸いてくる疑問。

            ネットで調べていくうちに疑問は確信へと。

            そしてもう一本(正規品)購入へ…”

             

            今回はモンブラン マイスターシュテュック クラシックのボールペンの本物と偽物を比較レポートします。

            外観比較で使用するのは3本(+α)、

            マイスターシュテュック/クラシック・プラチナライン/ボールペン

            マイスターシュテュック/クラシック・ゴールド/ボールペン

            マイスターシュテュック/クラシック・プラチナライン/万年筆

             

             

            さて、オークションで手に入れたペンは本物か偽物かという疑問は付きまといます。

            推測するに、オークションで出回っているモンブランの筆記具の半分以上は、写真や状況から偽物(コピー品)だと考えています。

             

            手に入れた経緯を伏せてレポートすることもできるのですが、「情報を後世に残す」というこのブログのコンセプトから、他の誰かが同じような経緯で手に入れたペンがあった場合、真贋が少しでも明らかになるように共有していきたいと思います。

             

            モンブランのボールペンを正規ショップで買うことを考えると、オークションで落札したものは中古といえど格安なため、まともな商品であった場合かなりお得にゲットできたということになります。これはオークションの醍醐味といえますね。しかしながらその分リスクもつきまとうわけで…。

             

            ということで、今回のペンは新品ではなく中古美品。プラチナラインのボールペンの方は箱や説明書などはなくペンのみ、ゴールドの方は正規品の箱も説明書兼保証書もあり、プラチナラインの万年筆は正規品です。

            オークションで中古のものを手に入れた時点で、本物であってもどの年代のモンブラン筆記具なのか不明確であり、偽物である可能性も踏まえて自分なりにいろいろと調べ、そして使っていくうちに今回手にしたプラチナラインのボールペンは偽物と確信しましたので後述していきます。

             

             

            【真贋判定について】

             

            左のプラチナが偽モン、右のゴールドが本物

             

            さて、この偽モンブラン(以降:偽モン)ですがなかなかよくできています。

            ぱっと見は本物ではないかというクオリティです。

             

             

            自力でなんとか真贋判定しようと思いましたが、ネットにはシリアルナンバーなどの情報が少なく、近年偽物のクオリティも上がってきている(笑)らしいので、最終的にオークションで落札した品の真贋を正確に判定するにはモンブランブティックに持ち込むという方法しかなさそうです。

            確かに本物の定義をパキッと出すとそれをまたコピーされかねませんのでしょうがいないのかも知れません。

             

            ということで、モンブランブティックが近くにないこと、本物の具体的な条件は公開されていない(らしい)ことを踏まえて、あくまで正規品とそれ以外(偽モン)の比較として、現在手元にあるモンブラン筆記具の違いを記録として残していきたいと思います。

             

             

            【スペック比較】

             

            本物:筆記時の全長140mm、軸径12mm、重さ23

            偽モン:筆記時の全長139mm、軸径12mm、重さ23

             

            左:偽モン  右:本物

             

            スペックを比べてみるとほぼ同じですが、手元の偽モンは全長が1mm短いです。

             

             

            ただし、ペンの全長などは製造された年代によって細かな仕様変更がされてるようで、これだけでは真贋判定できません。

             

             

            【外観比較/ホワイトスター】

             

            それではまず、外観の比較として天冠の部分からペン先へと順に辿っていきたいと思います。

            モンブラン筆記具の象徴といえるホワイトスター。お洒落ですよね。

             

            左:偽モン  右:本物

             

            ぱっと見は本物のように見えますが、細かく見ていくとホワイトスターの輪郭に滲みが見られる部分があります。

            ホワイトスターは角が丸められた正三角形が2つ重なったデザインをしています。この丸められた角の部分の仕上げが均等ではない(尖っていたりする)のが偽モンです。これはかなりまじまじと見ないと分からないレベルです。

             

            ということで、冒頭の問題の答えは,任靴拭

            正解できたでしょうか?

             

             

             

            また、このホワイトスターのある天冠部分は、本物はねじ式で取り外すことができます。

            ただ、これも正確な文献がなく、製造年代によって外れないものもある可能性がありますので、真贋判定の決定打ではないと思われます。

             

             

            【外観比較/クリップ】

             

            クリップの外見はほぼ違いがないように見えます。しかし厳密に見ていくとクリップ部分の仕上げが偽モンは甘いです。また、一番のポイントが「GERMANY」の刻印とシリアルナンバーです。

            私が今回、このプラチナラインのボールペンを偽モンと確信した要因のひとつがシリアルナンバーです。

             

            モンブラン筆記具のクリップ部の刻印には、ライカカメラのような角張ったデザインのフォントが使われています。

             

            左:偽モン  右:本物

             

            刻印の「GERMANY」の“A”の部分のフォントですが、偽モンが通常のAに対して、本物のAは上部が角張っています。もしかしたら製造年による仕様変更とかで過去の本物も通常のAである可能性はありますが、現行品のAは上部が角張ったフォントが使われています。また、製造年代によっては「W-GERMANY」(西ドイツ)と彫られているものもあるようです。

             

             

            そして、肝心のシリアルナンバーです。

            手元にある偽モンのシリアルナンバーは「IW1666858」。実はこれと同じシリアルナンバーのペンが世界中に存在しているようです。シリアルナンバーの重複に気づくにはGoogle検索で、

            「モンブラン XXXXXXXXXXはシリアルナンバーの数字の部分)」

            で検索するとヒットする確率が高いです。

             

            手元にあるシリアルナンバー「IW1666858」は海外の掲示板で発見しました。

            しかも現在もこれと同じシリアルナンバーのボールペンがヤフオクでも出品されています。

            ※出品者も偽物(コピー品)と気づいていない可能性がある

             

            厳密にモンブラン筆記具のシリアルナンバーの構成や桁数については明記されていないので、アルファベットがどうとか、8桁なのか9桁なのかという部分についての定義は分かりませんが、普通に考えて同じシリアルナンバーは世界に二つとあってはいけません。

             

            ですのでシリアルナンバーは、真贋判断のひとつの有力な材料であることは間違いなさそうです。

             

             

            次にクリップの部分ですが、正面から見た分についてはほぼ同じと前述しました。

             

            左:偽モン  右:本物

             

            クリップ裏側にも刻印があるのですが、偽物の刻印は「Made in Germany」、本物は「Pix®」です。

            ただこれについてもはっきりとした文献はなく、製造年によって変わっている可能性はあります。

            現にPix®に変わったのは1991年からとされています。これ以前の刻印は「Made in Germany」の可能性もあるわけですね。

             

            左:偽モン  右:本物

             

            クリップ部での本物と偽モンの違いは、クリップ性能にもあります。

            これは実際に厚手のポケットに挿してみないと気づかないのですが、横から見た形状についても若干異なっています。

            偽モンの方が矢印の部分が膨らんでいますね。このため厚めのポケットに挿すときに引っかかりが生じます。

            一方、本物はクリップの先に向けて緩やかにカーブしており、生地がクリップの奥へ入りやすいようになっています。

            このあたりのこだわり抜いた細かな仕上げも本物は流石です。使っていて気持ちいい!

             

             

            【外観比較/三連リング】

             

            ボールペンの真ん中の部分に当たる三連リングを細かく比較していきます。

            リングの間隔等は同じに見えます。

             

            左:偽モン  右:本物

             

            違いは刻印の深さ。

            刻まれた文字の深さというかくっきり度が、偽モンの場合薄いです。

            手元にある偽モンの「Pix®」の部分は読むのが難しいほど薄いです。

             

            これは偽モンの万年筆にも言えることですが、全体的に刻印が薄い。ニブの刻印などを見れば一発で分かるレベルです。

            また、字体の大きさが偽モンの方が大きいです。

             

            左:偽モン  中:本物  右:本物(万年筆)

             

            一番太い真ん中のリングを細かく見てみると、まず上下がライン取りされています。真ん中のスペースに「MONTBLANC-MEISTERSTUCK-Pix®-」と刻印してあります。

            A”“U”の特殊なフォントは本物も偽モンも同じ。ただ、文字が掘ってある上下のラインとのバランスが悪いのが偽モン。

             

            そして、この三連リングのあたりの仕上げが雑なのが偽モンです。

            黒い樹脂の部分を見てみると歪みがあります。本物はこういった歪みはなく細部まで美しい仕上がりです。

             

            ただ、今まで比較してきた部分も、実際使ってみたり遠巻きで見ただけではまるで気づかないレベルまできていて、偽モン恐るべしと言わざるを得ません。

             

             

            【外観比較/口金】

             

            左:偽モン  右:本物

             

            最後は口金の比較です。偽モンを使ってみて最初に違和感を覚えるのが筆記感かも知れません。

            ペン先を見ると口金が分厚く、リフィルに対しての穴も大きいので筆記時にペン先がブレます。

            これはいただけません。

             

            上:偽モン  下:本物

             

            口金が分厚いためにペンポイントも若干見にくくなっています。

            最初から装填されていたリフィルも本物なのかどうなのか分かりませんが、印刷されているロゴなどの文字が滲んでいました。

            このままでは使いづらいので、リフィルの先にマスキングテープを巻いて口金との隙間を埋めて使っています。

             

            また、私の手元にある偽モンは大丈夫なのですが、偽モンの中にはフィリル交換の際、同軸からバネが出てくるそうです。そうなってくると軸のクオリティーはその辺の100円ボールペンと同じですね。

             

             

            【まとめ】

             

            さて、今回、手にした偽モンを隅々まで確認してきました。

            ぱっと見は本物に近いですが、様々な作り込みが偽モンでした(偽物なので当然と言えば当然ですが…)。

             

            ネットでモンブランを購入するときは注意が必要です。特にオークションなどはかなりの確率で偽物に遭遇するリスクがあるので、しっかりと見定めましょう。

             

             

            ◆オークションで偽物を見抜くためのまとめ◆

             

            _菫でシリアルナンバーが確認できない場合は質問する

             偽モンは詳細な画像を載せていない場合がほとんどです。ピンぼけや引いて撮影してある画像は要注意。

             よく「専門的な知識がないため質問には答えられない」といった出品者がいます。専門的な知識がなくても シリアルナンバーの確認くらいできるはずですので、質問してみて何らかの回答をしてこない出品者は怪しいです。

             

            同様に、クリップ裏の刻印の確認、ボールペンについては天冠の部分が外れるかを確認

             これも専門的な知識がなくても現品が手元にある出品者なら確認できるはずです。

             

            出品者の評価や出品リストを見る

             偽モンを取り扱う出品者は、種類を変えてモンブランのペンばかりを出品していたり、評価数も50以下というケースが多いです。専門知識のない個人出品者でモンブランのペンを大量に持っているというのは一般的にありえない話です。専門知識のあるモンブランマニアが大量のモンブランを持っているならまだしも、です。

             

            入札する前にこの3つを押さえるだけでも、偽モンをかなりの確率で避けることができるはずです。

            また、ネット上には堂々と「モンブランコピー」とうたって模造品を販売しているサイトもあります。定価を切る値段(ボールペンであれば3万円以下)で販売されている場合は疑った方がよさそうです。

             

            悲しいのは、偽モンが溢れているせいで偽モンを本物と思って気づかず使ってしまっている方がいるということです。偽物が出回ることで本物の価値を下げてしまいます。

             

            本物のモンブランは素晴らしい筆記具です。決して安くはない買い物ですが、本物を使いましょう!

            以上、モンブランボールペンのレポートでした。

             

             

            【番外編・偽モンとそっくりさん?の比較】

             

             

            比較の番外編として、今回の偽モンとなぜか職場にあったヒルトンホテルのアメニティー?とおぼしきボールペンを比較します。

             なぜ比較するかというと、そっくりさん?は明らかにモンブランのボールペンを意識している(と思われる部分がある)からです!

             

            【外観/キャップ部】

             

             

            ペン自体の長さはほぼ同じ。素材はプレシャスレジンではなく、見るからに普通の黒いプラスチックです。

            一番のそっくりポイントはこのクリップの形状!天冠に白いマーカーで星を書きたくなります()

             

             

            クリップは似せながらも回転式ではなく、オリジナリティーのあるノック式!キャップをノックして芯を出す方式です。

             そして見た目の重厚感?とは裏腹に、わずか約10gという軽さ!

             

            ヒルトンホテルに宿泊した際はこのボールペンに出会えるかもしれません。

             

             

            以上、モンブラン マイスターシュテュック/クラシック ボールペン(+α)の比較レポートでした。

            モンブランは筆記具沼の底と定義していたので、これで私の筆記具道楽は一段落ついたと言っていいです。

            ※あくまで一段落なのでまだまだ欲しいものはあります

             

            ではまた!

             

             

            続・日本製万年筆への誘い 【パイロット/カスタム74】

            2017.06.18 Sunday

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              以前、セーラー/プロフィットを紹介しました。

              やはり日本製万年筆の完成度は高い!と改めて感心したわけですが、

              今回、プロフィットと並び高く評価されているパイロットのカスタム74を入手しましたので、プロフィットとの比較や書き味をレポートします。

               

               

              パイロットの万年筆は少し懐かしい感じがするのです。なぜかというと小学生の頃、祖父の書斎で見た万年筆が確かパイロットのものだった?から。小学生の自分には万年筆の使い方など分かるわけもなく、ペン先を見てどうやって書くのかと不思議に感じていたものです。

              今はもうその万年筆は実家にありませんので、あれがパイロットカスタムだったのかは知る術はありません。

              記憶に残っているのは、この特徴的な丸い形状のクリップのみです。

               

               

              【外観】

               

               

              軸からペン先に向けてとキャップ部です。

              これぞ万年筆!といった出で立ち。しかも黒と金の仏壇カラー。

              プロフィットほどスタイリッシュな感じはしませんが、プロフィットと比べても大きめで存在感があります。

               

               

              天冠と尻軸もプロフィットに比べると丸く、ずんぐりしています。リングがシルバーかゴールドかで印象もずいぶん違いますね。

              私の好みとしては断然シルバーなのですが、カスタム74のリングは細くて上品な印象を受けます。

               

               

              特徴的な丸いクリップは個人的にはあまり格好良いと思わないのですが、見慣れてくるとキャップのゴールドリングとのデザインのバランスもなかなか見事。パイロットの刻印があるクリップの三角形の先に丸いクリップエンドがクラシカルな感じを醸しています。

               

               

              軸はプロフィットと同じ黒い樹脂なのですが、カスタム74のほうが軸色がわずかに赤みががった黒に見えます。どちらにも深い艶があり高級感と、手に吸い付くような持ちやすさを両立しています。

              長さはカスタム74が約8mm長く、この長さと軸の丸いデザインもあって重厚な印象を与えていますね。

               

              ついでに他の万年筆を集めて長さ比較をしてみましょう。

              知名度のあるドルチェビータスリムやスーベレーンM400、プロフィットと比べても少し大きめです。

               

               

              左から、デルタ/スクリーニョ、ウォーターマン/カレン、パイロット/カスタム74、デルタ/シーウッド、アウロラ/イプシロン、セーラー/プロフィット、デルタ/ドルチェビータスリム、ペリカン/スーベレーンM400 です。

               

              スクリーニョがかなり大型な万年筆ですので、カスタム74はちょうど大くらいのサイズといえます。こう並べてみると、スーベレーンM400のコンパクトさが引き立ちますね。

               

               

              【ペン先】

               

               

              カスタム74はプロフィットと並び非常にペン先が滑らかで日本語が書きやすいことで定評があります。

              ニブは14K。PILOT、14K585、5、SMと刻印が並びます。

              バイカラーニブではなく金一色。

              14K585とは、合金の金の含有量が58.5%ということ。また、5とは「5号のペン先」。

              細字はプロフィット(H-F)ですでに保有済なので、今回は少し太めのSM(ソフト・ミディアム)をチョイス。

               

               

              ニブを横から見たところ。ペン芯の見え方も控えめです。大きすぎず小さすぎず、このバランスが書きやすさの要因のひとつでもあります。

               

               

              【コンバーター/CON‐70】

               

               

              両用式の万年筆について、私はカートリッジではなくコンバーター派です。

              今回パイロットの万年筆を試してみたいと思った理由にプッシュ式のコンバーターがあります。

              今まで使ってきた万年筆はすべて回転式のコンバーターかピストンフィラーだったため、プッシュ式とは何ぞ?という好奇心に駆られてしまいました。

              調べてみると回転式のコンバーターよりインクタンクの容量が多いらしく、こちらにも魅力を感じての導入です。

               

               

              今まで回転式のコンバーターしか使ったことがないため少し手間取ります。

              コンバーターの上部を押してタンク内の空気を出し、放すことでピストンが戻りインクがタンク内に入っていく仕組みです。

              これを数回繰り返してインクを満たすようです。

              試しに何回かエアで動作テストをしましたが、なかなか力のいる作業だと感じました。

               

               

              【インク】

               

               

              カスタム74に入れるインクは何にしようかと考えた結果、以前から少し気になっていた同じパイロットの色彩雫にしました。

              カラーは全部で24種類。「月夜」が人気のようですが、ペリカンのブルーブラックと被るのを避けるため、もう少しグレー味の強い「深海」にしてみました。なかなか良い色です。

               

               

              早速インクを入れてみましょう。

              コンバーターの上を何回か押してインクを少しずつ入れていきます。確かにインクタンクの容量は今までの回転式コンバーターに比べて入りますね。吸入できるインクは1.1cc。パイロット現行の回転式コンバーター(CON‐40)が0.4ccですのでその差は歴然です。

               

               

              【筆記比較】

              カスタム74・スーベレーンM400・プロフィット

               

               

              筆記の比較をしたのは、

              ・カスタム74SM:色彩雫(深海)

              ・スーベレーンM400EF:ブルーブラック

              ・プロフィット:H-F:極黒

               

               

              書いてみると時間とともに枯れた色へ変化していきます。ペリカンのブルーブラックと比べても灰味が強く、また違う色味です。

              字の太さはカスタム74SMとスーベレーンのEFが同じくらいの太さか、気持ちカスタム74SMの方が太いかなと感じます。

              そう思うとカスタム74でいえば、日本語を書くにはFあたりの字幅が最適かも知れません。

              プロフィットのH-Fはかなり書きやすいと感じています。インクの濃淡はほとんど出ませんが、細かい字を書くときはこれくらいの細さがいいですね。

               

              さらに、このカスタム74はインクフローが潤沢でインクがドバドバ出てきます(笑)

              これはインク色彩雫のせいなのか、ペン先がSMのせいなのか、はたまた個体差か。文字が少し滲んでしまっています。

              ちなみに紙はRHODIAのメモ帳です。

              インクフローが潤沢のため大容量コンバーターの恩恵を受けられるか、経過を待ちたいと思います。

               

              以上、セーラー/プロフィットに続き、パイロット/カスタム74のレポートでした。

              ペン先は柔らかく、大きさもあるため筆記した時に満足感があります。万年筆で字を書いているという感覚を味わいたい方は値段もリーズナブルですしお勧めです。

              個人的にも、これを機に太軸の万年筆の方向へ目を向けてしまいそうです。

               

              今回で日本製万年筆は3本目になります。(セーラー×2、パイロット×1)

              こうきたらプラチナ万年筆も試したくなりますね〜。

               

              ではまた。

               

               

               

               

              伝統的シャープペンシルの魅力・後編 システム化【クロス/クラシックセンチュリー】

              2017.06.08 Thursday

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                前回に引き続き、今回は後編としてクロス/クラッシックセンチュリーをレポートしていきます。

                 

                筆記具の歴史として古いクロス。その中でも創業100周年を記念して誕生したクラシックセンチュリーは代表的なモデルといえます。発表後約60年ほど経ちますがほとんど姿が変わっていません。

                 

                 

                歴史の長いクラシックセンチュリーは、今でも様々な種類がラインナップされています。

                一番スタンダードなクロームにはじまり、10金張、14金張、18金無垢、クラシックブラックなどラッカー塗装されたもの、ゴールドとシルバーのコントラストが美しいメダリスト、艶消し仕上げのブラッシュ。

                 

                今回のレポートで使うのは一番スタンダードなクロームです。

                 

                 

                【クロスの記憶】

                 

                一番最初に使った海外メーカーのシャープペンシルが、中学の時に母からもらったクロスのものでした。

                そのペンを気に入ってかなり長い間使っていたのを覚えています。(確か大学生の時くらいまで)

                軸は紺色で少しずっしりとしていて、しかし何のモデルなのか今改めて調べてみても分かりません。

                 

                それ以降、海外メーカーのシャープペンは手にしていなかったのですが、クロスという名前だけは使いやすいペンという記憶とともに頭の片隅にありました。

                 

                働くようになってから、自分で何か少し良いペンを買おうと決めたとき出てきたメーカーがクロスでした。

                そして、値段もそこそこリーズナブルでワイシャツのポケットに挿せる細軸、エレガントな回転繰り出し式、何より金属軸ということもありクラシックセンチュリーを選んだのです。

                これも何かの縁なのか、それ以降ちょくちょくクロスのボールペンを買い足しています。

                 

                そんな私のクロスファーストボールペンでしたが、ある日ネットで「スイッチイット」なるものを知り、シャープペンシルへと姿を変えていくのでした。

                 

                 

                【クロス/クラシックセンチュリー】

                 

                クラシックセンチュリーは昔から姿を変えないペンです。

                以前記事にしたものでパーカージョッターがありますが、このクラシックセンチュリーも負けていません。

                 

                大まかなシリーズのバリエーションは前述しましたが、軸のバリエーションも多岐にわたります。

                バリエーションの主として、ロゴ(刻印)・素材に分けられます。

                 

                ロゴは、クリップ部のcrossのメーカーロゴが筆記体のものやブロック体のもの、製造国がUSAのものやアイルランドのものなど様々です。これは作られた時代に由来しています。

                素材は、クロームやラッカー塗装、スターリングシルバー、金張りなど。

                クラシックセンチュリーの天冠には円錐の黒いプラスチックがデザインされていて、コニカルトップと呼ばれています。軸の素材が高級になるほど、このコニカルトップの部分の面積が少なくなるという面白い仕様です。

                 

                この二つの要素が絡み合い、新旧含めてかなりのバリエーションが存在します。

                長軸やクリップ無しなどの変わり種を含めると相当な種類になるのではないでしょうか。

                 

                私は今のところクロームと10金張りの軸しか持っていないのですが、収集癖があるのでこのバリエーションの多さにうずうずしてしまうのです。

                 

                さらに、クロスと言えば永年保証。

                自然故障に関しては無償修理(もしくは交換)してもらえます。私も何度かお世話になっているのですが、現行の同等品と交換されて帰ってきます。これはかなり太っ腹な対応、そして商品に対する自信の表れといえます。

                ただし、ヴィンテージな軸をお使いの方はご注意。あくまで現行品と交換されるため、旧ロゴや旧デザインの軸を出しても現行品と交換されて帰ってきます。

                 

                 

                さて 前置きが長くなりましたが、本題に入りたいと思います。

                通常クラシックセンチュリーにはボールペン・シャープペンシル・万年筆と種類があります。

                ボールペンとシャープペンシルは別々にラインナップされているのですが…、

                 

                「スイッチイット」を使うと、ボールペンをシャープペンシルに変えることができるのです!

                 

                これには感動しました。

                軸によって互換性はあるものの、クラシックセンチュリーについては規格が同じなためほぼ使えます。

                これは他の筆記具メーカーにもぜひ採用してほしい機構ですね。ペンのシステム化。

                 

                では、どのようなものか見ていきましょう。

                 

                 

                キャップを引き抜くといつものボールペン芯の頭が姿を現します。それを時計回りにクリクリとねじって抜き、スイッチイットに差し換えるだけ。なんとも簡単です。青いほうがボールペンリフィル、黄色いほうがスイッチイットです。

                 

                それでは、スイッチイット自体を詳しく見ていきましょう。

                 

                 

                先端はガイドパイプになっています。対応する芯は0.7mm。

                先端をつまんでバネ側にスライドさせると芯が出てきます。しかしクラシックセンチュリーはノック式ではなく回転式。

                おそらくキャップの回転時、軸側の内部構造と触れることで先端のユニットを動かし、芯を出していると思われます。

                 

                 

                続いて反対側です。消しゴムのユニット。

                こちらにもバネが付いています。本体にはこの黄色いユニットのネジで固定されますので、このバネの役割はガイドパイプ用のクッションと思われます。

                実際、ガイドパイプのみを繰り出した状態でガイドパイプを押すと軸内にバネの力で引っ込みます。

                しかし筆記時にはこのバネは働きません。落下破損防止のクッションでしょうか。

                 

                 

                黄色い消しゴムユニットには当然ですが消しゴムがついています。この黄色い消しゴム、指で撫でただけでも粒子が削れていくほど繊細です(笑)。消し字力には期待しない方が良さそうですね。

                 

                消しゴムを外すと芯補充用の穴が見えます。かなり小さい穴で収納力は3本ほどでしょうか。 これはスイッチイットの構造上(細さ上)仕方がないですね。

                 

                 

                【芯の繰り出しかた】

                 

                芯の出し方は回転式に準じます。

                 

                 

                こちらが何も出ていない状態。

                 

                 

                ガイドパイプが出た状態。

                キャップ部分を反時計回りにまわすと、まずガイドパイプが出てきます。

                 

                 

                芯が出た状態。

                一度キャップを時計回りに少し戻し、もう一度、反時計回りにひねると次は芯が1mmほど出てきます。

                この、ひねる→戻すの動作を繰り返して芯を出していきます。

                 

                気をつけなければならないところは、最後までキャップを回しきった状態で保持していないと、芯がパイプに引っ込んでしまう点です。

                逆に芯をしまうときは少しキャップをひねり戻した状態で芯を指で押し込みパイプに戻し、そのあとさらにキャップを時計回りに回し戻して次はパイプを収納していきます。

                 

                キャップを大きめに回転させることを「回す」、小さく回転させることを「ひねる」と表現しました。

                写真と文字では分かりにくくてややこしいですが…。実際手にしていただくと感覚でご理解いただけるかと。

                 

                このようにクラシックセンチュリーが、まさに一粒で二度おいしいシステムペンへと変わるわけです。

                自宅にインク切れでしまったままのクラシックセンチュリーがある場合、スイッチイットでシャープペンシルとして復活させてみてはいかがでしょうか。

                また、スターリングシルバーやメダリストなどのお気に入りの軸に使うのもいいですね。

                 

                 

                さて、2回にわたり伝統的なシャープペンシルをレポートしてきました。

                オレンズネロのようにハイテクなシャープペンシルが注目される中、このようなローテクでありながらも高い質感にこだわったもの、リフィルを換えることでペンとしての役割を変更できるものなど、伝統的なペンシルに再度目を向けるのも良いかと思います。

                新旧合わせれば星の数ほどあるペンシルの中から、自分とってコレ!という一本が見つかるかもしれません。

                 

                ではまた。

                 

                前回のクレジットはこちら

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                伝統的シャープペンシルの魅力・前編 【ファーバーカステル/ギロシェ】

                2017.06.05 Monday

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                  今回は久しぶりに筆記具のレポートです。

                   

                  最近、芯が折れないシャープペンシル「オレンズネロ」がぺんてるより発売され、空前のヒットとなっていますね。

                  日本の筆記具というのは高性能で、常に新しいものが企画されています。

                   

                  対照的に、海外の筆記具は形を変えない伝統的なものが多いように思います。

                  もちろん、海外メーカーも新商品は出してはいますが、値段の割に日本のものほど高性能な印象はありません。しかし、デザインや素材へのこだわりは海外メーカーに軍配が挙がると感じています。

                   

                  今回レポートするのは高性能な筆記具の方ではなく、伝統的な筆記具の方です。

                  オレンズネロを検索してこちらにたどり着いてしまった方、申し訳ございません!


                   

                  シャープペンシルを使っていて芯が折れるということは、昔に比べて減ってきているように思います。

                  芯自体が折れにくく進化したのか、はたまた己の筆圧が変わったのかは分かりませんが、中学・高校の時のようにポキポキ折れません。

                   

                  オレンズネロが爆売れしていることからも、一般的にはシャープペンシルの芯は いまだに折れやすいものなのかも知れません。しかし私にとって重要なのは芯が折れないことより、所有欲が満たされ書くモチベーションが上がるかどうかなのです!

                   

                  以前、ファーバーカステルのエモーションペンシルについて書いたことがあります。

                  海外メーカーのシャープペンシルは、なぜこんなに所有欲を満たしてくれるのでしょう。

                  日本製の高性能なシャープペンシルを好んでお使いの方にも、この海外製品の作り・魅力が伝わればと思います。

                   

                  それではさっそく、普段ペンケースに忍ばせているシャープペンシルから、

                   

                  ファーバーカステル/ギロシェ(ドイツ)

                  クロス/クラシックセンチュリー(USA)

                   

                  の2本について書いていきたいと思います。

                  ※ヤード・オ・レッドのヴィンテージディプロマットモデル(イングランド)も比較対象として出てきます。

                   

                   

                  【ファーバーカステル/ギロシェ】

                   

                  持っているシャープペンシルの中で仕事・プライベート問わず、一番出番が多いのがギロシェです。

                  ギロシェとはヨーロッパ伝統の波縞模様のこと。

                   

                  ファーバーカステルの高級ラインである「伯爵コレクション」の中でもエントリーモデル的な位置づけの本品。しかしながら、書きやすさや質感はまさに「伯爵コレクション」と呼ぶにふさわしいものです。

                   

                  ギロシェは軸のカラーバリエーションも多く、お気に入りの一本を見つけやすいのではないでしょうか。

                  コーラル、インディゴ、ブラック、そして私が所有するコニャックと、人気カラーを大まかに網羅しているといえます。

                   

                  軸はプレシャスレジンで光沢あり。こちらも職人の手によって一点一点丁寧に磨き上げられているそうです。

                  このレジン素材と波縞模様のコンビで適度なグリップ感がでており、プレーンなデザインの軸のように指が滑るようなことはありません。

                   

                   

                  ギロシェを拡大してみると、今回比較に用意したヤード・オ・レッドのバーレイ模様とよく似ています。どちらも細かな波模様。同じような模様でも素材の違いで印象がずいぶん変わりますね。(ヤードの方は純銀)

                   

                   

                  使いやすいと感じる要因は、軸の持ちやすさの他にこのペンをつまむポイントの高さと先細なデザインにあります。

                  左がギロシェ、中がディプロマット、右がクラシックセンチュリー。

                  三本を比べるとペンをつまむポイントが一番高いのがギロシェで、右のクラシックセンチュリーへいくほど低くなっています。

                  ちなみに芯の太さはギロシェとクラシックセンチュリーが0.7mm、真ん中のディプロマットが1.18mm。

                   

                  ペンをつまむポイントが高くペン先が細いということは、書くスペースや書いた字の確認がしやすいということ。

                  製図ペンの書きやすさも先端の細さが関係しているように、筆記面の見通しの良さというのは重要なようです。

                   

                   

                  クリップ部はバネ式でポケットを傷めることなく装着ができます。クリップが開く角度も広いです。

                  クリップを最大まで開いたときの幅は約3mm。冬用ジャケットの生地や鞄のポケットにもらくらく挿せますね。

                   

                   

                  天冠部分にはファーバーカステルのエンブレムが掘られていて高級感があります。

                  キャップのデザインも王冠のような気品に満ちた作り。王冠の先はローレットが刻まれており、真ん中は優しく凹んでいます。ここに指を置くとなんとも言えないフィット感。

                   

                   

                  そしてこのキャップは他の一般的なシャープペンシルと同じように、まっすぐに引き抜くことができます。

                  中からは交換も可能な消しゴムが姿を現します。キャップは少々固めですが、この消しゴムユニット付近の精密な作り。たまりませんね。

                   

                  キャップを反時計回りに90度ひねると芯が1mm繰り出されます。

                  カチッカチッと手応えのあるクリック感。片手で操作するには固いので優雅に両手で持ってひねり、芯を出しましょう。

                   

                  続いて芯の補充方法です。

                  先ほどのキャップと消しゴムを外して芯を入れるのではなく、先金を反時計回りに回すことでユニットを出し、芯を補充します。この辺が日本製と違い一手間かかる部分です。まあ、その手間が良いのですが。

                   

                   

                  先金と一体となったユニットを外すとこのようになります。

                  ユニットには芯の対応規格や補充可能本数などが書かれています。この辺のデザインにも抜かりがありません。

                   

                   

                  さらにユニットの先の黒いキャップを外すと芯が入れられるようになります。

                  芯は0.7mmで5本まで収納可。ここは同じファーバーカステル製を使いたいところです。

                   

                  さて、いかがでしたでしょうか。

                  シャープペンシルとしてできることは日本メーカー製も海外メーカー製も同じです。

                  ただ、それぞれにこだわって仕上げられた部分には差があります。

                   

                  今回のファーバーカステル・伯爵コレクションは持つ喜び・使う喜びにあふれていました。

                  確かにシャープペンシルとしてはべらぼうに値が高いです。しかしそれに見合った価値が確かにあります。

                  大袈裟に言うと、このシャープペンシルを使うたびに気分の高揚と、いい仕事をしなければという使命感に駆られます。使う人間の心を動かす、小さな道具ですが大きな存在感。それもまた筆記具の持つ魅力の一つなのかもしれません。

                   

                  ファーバーカステルのシャープペンシル、ギロシェのレポートでした。

                  後編はクロスのクラシックセンチュリーです。

                   

                  ではまた。

                   

                   

                  イヤホンの進化を実感する!ハイレゾ対応イヤホン 【JVC WOOD HA-FW01】

                  2017.05.25 Thursday

                  0

                    こんにちは。

                     

                    前回、前々回よりDAP関連のレポートをしており今回で3回目、イヤホン編です。

                    今回、ハイレゾ対応イヤホンを使ってみて、改めて昨今のイヤホンの性能の高さを目の当たり(耳の当たり?)にしました!

                     

                    昔からコンパクトなオーディオプレーヤーには高性能なイヤホンが付きものでした。

                    以前のイヤホンを振り返りながら、新しいイヤホンのレポートを進めていきます。

                     

                     

                    それではさっそく、注文していたJVCのハイレゾ対応イヤホンパッケージのレポートです。

                    モデルは「WOOD HA-FW01」。

                     

                     

                    なぜこのモデルにしたかというと、まず好みの素材(ウッド)、リケーブルできる、音についてもレビューで高評価だったこと。

                    パッケージは高級感がありますねー。「日本製」というところが誇らしげです。

                     

                     

                    パッケージを開くとこのような状態。様々なサイズのイヤーピースが同梱されています。右側のイヤーピースは低反発素材のものです。真ん中のCLASS-Sと書いてあるものはキャリングケース。

                     

                     

                    【キャリングケース】

                     

                     

                    キャリングケースを出してみました。

                    なかなかの高級感です。内側は起毛素材でイヤホンを優しく包み込みます。ケースの中にはケーブルリールとクリップが付属。私は使いませんが…。

                     

                     

                    イヤホンを入れるとこのようになります。コンパクトに持ち歩けそうですね。

                     

                     

                    しかしながら、私が使うのは前回も登場したHERZのトランプケースです。純正のケースと対象的に四角いですが収まりはよいです。

                    お気に入りの名刺ケースなどをイヤホンケースとして使うのもいいかもしれません。

                     

                     

                    【イヤホン本体】

                     

                    では、外観のレポートです。

                     

                     

                    WOODシリーズにはFW01FW03まであり、いずれもハウジングに木材を使用しています。

                    金属と木のコンビが高級感を醸し出していますね。プラグはI型です。

                    FW01の木はシリーズ中で一番黒っぽいのが残念ですが。適度な重さもあって装着感も上々。

                    ケーブルが樹脂製ではないため絡まりにくいのもいいです。樹脂製のケーブルはいずれベタついてくるので、絡まりにくいベタつかないはうれしい仕様ですね。 

                     

                    デザイン的な唯一の不満点としてはでかでかと主張するJVCのロゴでしょうか。この辺のデザインは前モデルのHA-FX1100の方が洗練されていてよいかと。

                     

                     

                    右は赤のライン、左は青のラインが入っています。ハウジングに対してイヤーピースが斜めに取り付けられているためイヤホン本体が外耳に干渉することが少なく、ナチュラルな着け心地です。

                     

                     

                    左側のケーブルには小さなポッチがついていて、暗がりでも左右のイヤホンを見分けることができるようになっています。

                     

                     

                    【音について】

                     

                    それではいよいよ音について書いていきます。

                     

                    そこまで音の技術についてや音質について専門ではないので、感じたままを書いてきたいと思います。

                    ここでは、一般的に使われている方が多いであろうイヤホン「Apple EarPods」との間で感じた音質の違いをレポートしていきます。

                     

                    どちらかというと、私のように今まで何かの機器に付属してきたイヤホンでしか音楽を聴いたことがないかた、

                    これからハイレゾ対応機器で音楽を聴いてみようかなというかた向けの記事かも知れません。

                     

                    そもそもApple EarPodsはカナル型ではないので仕組みから装着感から全く違うのですが、聴いてみた音の違いが素人の私にでもわかるので、今まで一般的なイヤホンでしか音楽を聴かれたことのない方の参考になればと思います。

                     

                     

                    それでは私のイヤホン遍歴からお伝えしておきます。

                     

                    AIWAのステレオカセットプレーヤー(HS-P75)に付属のイヤホン

                     

                     

                    ONKYOMDプレーヤーに付属のイヤホン(これは訳あって本体とともに友人へあげました)

                    SONYMDウォークマン(MZ-N10)に付属のイヤホン

                     

                     

                    ・第4世代ipod touchに付属のイヤホン

                    BlackBerry9000(スマートフォン)に付属のイヤホン

                     

                     

                    ipodのイヤホンが断線したので買い増し(現行のApple EarPods

                     

                     

                    こう思うと故障を伴わないイヤホンの買い増しは今回が初めてですね。

                     

                    この中でまず鳥肌が立ったのが、BlackBerry9000に付属してきたイヤホンです。

                    この時期になるとイヤホンとしての基本性能も上がってきているのかも知れませんが、低音の響き、音のクリアさが今までとまるで違ったのを覚えています。しかも私にとって初のカナル型イヤホンでした。

                    カナル型を着けたときの外界音の遮断性、音楽没入感がなんとも言えず好きです。

                    イヤホンプラグの形もかっこよくて気に入っていました。

                     

                    次に、現在まで使っていたApple EarPods

                    これを使って初めて音楽を聴いたとき、全身の毛が抜けるかと思うほどの衝撃。低音から高音までひとつひとつの音がハッキリしていて厚みがある!と感じました。

                    こちらはカナル型ではないのに耳底に届く感があり、さすがはAppleと言わざるを得ません。

                     

                    そして、今回のJVC WOOD HA-FW01。これはやばいです。イヤホンはここまで進化していたのですね。

                    音質の感想は後述で。 

                     

                     

                    どのような音楽を聴こうかと悩みましたが、アコースティックなサウンドがわかりやすいかなと思い、

                    Mr.Children/ヒカリノアトリエ(今のところ唯一のハイレゾ音源)

                    ・スキマスイッチ/DOUBLES BEST(アルバム:CDリッピング)

                    ・BUMP OF CHICKEN/COSMONAUT(アルバム:CDリッピング)

                    などJ-POPを聴いてみました。

                    まだ2.5mmのケーブルを持ちあわせていないので付属の3.5mmアンバランス接続です。

                     

                     

                    DP-S1側の設定】

                     

                    今回試したなかで一番気に入った設定は、

                     

                    ・カスタムサウンド:オン/イコライザはRockBass Enhancerは2

                    ・アップサンプリング:192/176.4

                    Hi-bit 32:オン

                    ・デジタルフィルタ:SHARP

                    ・ロックレンジアジャスト:NormalNarrowの中間

                     

                    レポートでは付属の3.5mmアンバランス駆動で聴いた感想です。

                    ハイレゾ音源をDLした曲と、CDからリッピングした音源をそれぞれ聴いてみて、今までの音質との違いが一番わかりやすいのがCDリッピングした過去の音源。

                     

                    こちらも設定のアップサンプリング、Hi-bit 32あたりの恩恵を受けているのが分かります。格段に音が違いますね。各楽器の音の独立感、ヴェールが一つはがれたようなクリアな音質を再生できています。

                     

                    Bass Enhancerはオフにするかオンにするかでかなり印象が違ってきます。オフの状態だと素直にボーカルが前に出てくる感じです。オンにして2くらいに設定するとバスドラムの響きが効いてきます。この辺は完全に好みですが。

                     

                     

                    【音質・臨場感の違い】

                     

                    音場が広いとよく表現されていますが、臨場感があるということでしょうか。

                    歌い手のすぐそばで歌を聴いているような、クリアでまっすぐに伸びる声、ピアノの旋律、ギターの弦上を滑る指使い、音の厚み、すべてメリハリがありながらバランスよくまとまっている感じです。

                     

                    今までのイヤホンでは他の音に埋もれて聞こえてこなかった楽器の音を、文字通り聞き分けることができてしまうほど明瞭な音質です。ノイズを感じないと言いましょうか。

                     

                    特にピアノの音やギターの音など、アコースティックなサウンドがこれでもかと言うほど生々しい(笑)

                     

                    ピアノの鍵盤に指を落とした時にかすかに聞こえるかん高いキーンという音。かなりわかりにくい表現ですが…、鍵盤からピアノを伝う金属音に似た振動音?まで聞こえます。

                    はじめてピアノを触ったときにもこんな音してたなーという、懐かしい音を感じることができます。

                     

                    ギターの弦を滑る指使い。これは意図された曲中の効果的な場面のみで聞こえるのではなく、楽曲の全編を通して聞き取れます。ほんとうにそばで鳴らしている、歌っているその真ん前の特等席にいるような細かな楽器の音を楽しめます。

                    私もギターを弾くので、この演奏中に弦を通じて常に出る音がよくわかります。

                     

                    また、音が木製の振動板を抜けてきているためなのか、低音がとてもまろやかに感じます。

                    ズンズンと身体に響く低音ではなく、上品な暖かみのある低音。

                     

                    イヤホンにもエージングがあるようですので、今後どのように音が変化していくか楽んでいきたいと思います。

                     

                     

                    いろいろ感じたままを書いてきましたが、HA-FW01は総じてDP-S1の性能を引き出すイヤホンといえるでしょう。

                    いや、今回は付属の3.5mmケーブルを使っているため、リケーブルして2.5mmバランス接続した時の音が本当のHA-FW01とDP-S1の実力と言わなくてはなりませんね。

                    こちらも非常に楽しみです。

                     

                    そして巷にはポータブルアンプと呼ばれるモノも存在しているということで、音楽の世界の奥の深さ(沼の深さ)を再認識して震えています。

                     

                    今後、また音楽関連で何かを入手することがあればレポートしたいと思います。

                     

                    ではまた。

                     

                     

                    ボディジャケットと言うべき装着感!DP-S1専用プレミアムレザーケース 【武蔵野レーベル】

                    2017.05.24 Wednesday

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                      前回に続いてONKYO DP-S1関連の記事です。

                       

                      武蔵野レーベルの専用ケースを入手しましたので装着感などをレポートしていきます。

                       

                       

                      DP-S1単体でも十分質感はよいのですが、傷防止とさらなる所有感向上のためにレザーケースを装着します。

                      現在のDP-S1用のケースはレザーケースやスリーブケース、ポーチ型など様々ですが、ここはレザーでしょ、ということで。

                      以前も人間を魅了する三大マテリアルについて書きましたが、DP-S1が.瓮織襦▲院璽垢▲譽供爾箸いΔ海箸如△△箸JVCのハイレゾ対応イヤホン WOOD HA-FW01(ウッド)が届くのを待つばかりとなりました。

                       

                       

                      この武蔵野レーベルのレザーケースには、

                       

                      サフィアーノ加工本革レザーケース

                      プレミアムレザーケース(キャメル)

                      プレミアムレザーケース(ブラック)

                       

                      3種類があり、今回購入したのはプレミアムレザーケース(キャメル)です。

                      サフィアーノ加工レザーケースは内側がブルーグリーンっぽい色でなかなかおしゃれでしたが、やっぱり外装は黒より明るい色合いのブラウン系がいいかな、ということでプレミアムレザーのキャメルに決定。

                       

                       

                      それでは、さっそく届いたパッケージとケースを見ていきましょう。

                       

                       

                      商品のパッケージはなめらかな手触りで高級感があります。プレミアムなパッケージ。

                       

                       

                      横側から開くと本体が出てきます。これはDP-S1本体以上の、かなりの高級感を出してます!

                      左には商品コンセプトが書かれています。

                      緑豊かな武蔵野で誕生したブランドです。

                       

                       

                       

                      本体を出してみました。

                      箱型で上下の面を織り込む仕組みになっています。

                      かぶせ式よりも本体を覆う面積が多く安心感あり。裏面はスエード、表面はなめらかなさわり心地の本革です。多少傷が付いても指で揉み込めば消えてくれます。

                       

                       

                      裏はこんな感じで、「musashino LABEL」のロゴ入り。プレミアムレザーケースでも、このキャメルのみ裏にステッチが入っています。いいデザインアクセントになっていますね。

                       

                       

                      数日間本体ケースとしてお世話になったHERZのトランプケースとの大きさ比較です。本体にピッタリフィットする専用ケースだけあってレザーでありながら大きさ(厚み)もコンパクトにまとまっています。

                      トランプケースは名刺入れに戻るか、イヤホンが来たらイヤホンケースとして使うとしましょう。

                       

                       

                      それでは本体への装着感を見ていきます。

                       

                       

                      ジャストフィットのため差し込む際は固めです。ゆっくりと差し込んでいきます。内側がスエードのため、出し入れの際に本体に傷がつくことはなさそうです。

                      レザー調シボ加工のボディがリアルレザーの中に。

                      今からどのような革色の変化を見せてくれるか楽しみです!

                       

                       

                      ぐるっと一回りしてみます。

                       

                       

                      本体の左側面です。プレイキー、曲送りキーはくり抜きではなくケースの上から押せる仕様。

                      この無駄に穴を開けないところがいいですね。

                      そして下部にはストラップなどを取り付けられるDカン付きです。

                       

                       

                      下面は充電差し込み口の切り抜きのみ。シンプルです。

                       

                       

                      右側面はホールドスイッチ穴にボリュームノブ穴。

                      切り抜き幅が絶妙で、当然ですがケースを着けた状態でもホールドスイッチが押しにくいこともありません。

                       

                       

                      上面はイヤホン差し込み口と充電ランプの穴。私が今使っているイヤホン(Apple EarPods)は難なく差し込めますが、他のケーブルが干渉せずにさせるかはやってみないとわかりません。

                      I型のケーブルの形(ピンの幅)によっては干渉する可能性もあるため確認が必要です。

                       

                       

                      最後はお約束、名刺との比較です。

                      ほぼほぼ名刺と同サイズです。レザーケースを着けてもこのコンパクトさ!!

                       

                      しっとりとした手触り、ボディージャケット的な装着感など、かなり気に入りました。

                      DP-S1で音楽を聴いた時間が、このレザーケースの色合の変化となって残されていくことでしょう!

                      色違いやサフィアーノ加工レザーもまた気分転換に欲しいところです。

                       

                      以上、DP-S1専用レザーケースのレポートでした。