個性的なブックマークで読書をより楽しく!【KOLOS ハンドメイドブックマーク】
今回は記事本編に入る前にお知らせがあります。
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さて、春が過ぎ例年よりも少し早い梅雨に入りました。
皆さんは梅雨という季節(初夏)はお好きでしょうか?
季節的に雨も多くなりどんよりとした気分になりがちですが、気候は徐々に暖かくなり夏へと向かう静かな雨の日は、雨音を聞きながら読書するのもいいものです。
今回はそんな雨の日の読書のお供として最適なアイテムをレポートしていきたいと思います。
読書を楽しくするレザー&金属素材な小さなアイテム。
チェコ発の「KOLOS」ハンドメイドブックマーク、
そして「デルフォニックス」のマーキングクリップです。
個人的に、読書というと一冊を一日二日で一気に読み終えるような集中した読み方ができない性分。
章ごとに区切り数日・数ヶ月かけて読んでいくスタイルなのですが、そこでお世話になるのが読書の気分を盛り上げてくれるブックマークの存在です。
これがあるだけで次の読書の時間が待ち遠しくなり、また、本を開く・閉じる動作が楽しくなります。
今ハマっている(というか数が増えつつある)ブックマークがヨーロッパのチェコで売られている「KOLOS」(コロス・アルケミスト)というメーカーのハンドメイドブックマーク。
もちろんチェコに行けば手に入るのですが、このご時世なかなか直接チェコに行くこともできない(このご時世でなくても働き始めたらなかなか行けんのです!)ため、某オークションサイトやフリマサイトにお世話になることで入手可能です。
私は見かけた事はないのですが、もしかしたら街のお洒落な雑貨屋さんとかにも置いてあるのかも知れません。
KOLOSのブックマークは2つの金属(錫)製のチャームが革紐によって繋がれた、日本の「しおり」とは一風変わったブックマークです。
その種類は様々で、画像のような「太陽と月」「魚と缶詰」「本と眼鏡」の他に、「ナイフとフォーク」や「リンゴ」「傘と帽子」等々かなりのバリエーションがあり、使うだけでなく集める楽しさもあり。
こういった小物を手にする際、やはり気になってしまうのが素材と大きさ。
うーむ、筆記具やガジェット好きには避けて通れない「素材病」です。
20mmほどにおさまる大きさのチャームはディティールも凝っており、錫製のためズシリと程良い重さ。
まるで本の挿絵がそのまま出てきたような、いかにもヨーロッパを感じるデザインです。
また、各チャームにはギミックが備わっているものもあり、単なるブックマークの粋を一歩出ています。
例えば、「魚と缶詰」は魚がゴールドだったり、「本と眼鏡」ではちゃんと眼鏡にレンズがあったりします(レンズの部分は透明な樹脂)。
そして「太陽と月」に至っては、はじめは気付かなかったのですが…よく見ると表と裏で表情が違う!
▲太陽は笑顔とウインク
▲月は眠りと目覚め
こうした細かな遊び心がとても面白い。
他のチャームについても、ちゃんとハサミが動くものや猫や熊の手足が動いたり。
気になった方はぜひ色々探してみてください。
続いてスペックについて。
紐の長さは280mm~300mmと長く、大抵の本に対応します。
革紐はカラーバリエーションがあり、イエロー、ブラックの他にネイビーやレッド、ピンク、オレンジ、グリーン等様々。
さらに革紐の色とチャームデザインの組み合わせはランダムのため、自分の気に入ったカラーとチャームの組み合わせを探す楽しみもあります。
重さはチャームによって様々ですが、手持ちの物では「眼鏡」が一番軽く3g、「缶詰」が19gと重く、重量やサイズにはかなり幅があります。
ブックマークとしての使い方について。
ブックマーク=しおりですのでもちろんページに挟むのですが、革紐が結構長いため、大きめの本だと1本で挟む方法、小さめの本だと革紐を2つに折って挟む方法というのがおすすめです。
1本通しで挟むと上下にチャームがくる状態に。
本を立てると背表紙からチャームが見えます。
本棚に戻した後、また読み始める際も目立ちますので本棚に読みかけの本があるという事も一目瞭然。
通常の読みかけのページに挟むしおりの場合、本を手に取るまでその本が読みかけかどうかは分かりませんが、チャームが見えていると外見でその本が読んでいる途中のものか否かが判断できます。
2つに革紐を折った状態で挟んだ場合はこのようになり、2つのチャームの重なりを楽しむことができます。
このブックマークを使う際の注意点として、日本的なしおりと違い立体的なチャームのためページそのものにこのチャームを挟み込むとページに傷が付く(厳密には錫が削られて痕が付く)こと。
ノートにチャームを擦りつけてみるとこのように線が書ける事からも、大切な本のページ自体には挟まず、あくまで挟むのは「革紐」ということを忘れないようにしましょう。
KOLOSのブックマークはブックマークとしてだけでなく、旅行鞄に括りつけて使うも良し、どこかにぶら下げて飾るも良しのお洒落なブックマークです。
雨音を聞きながらの静かな読書のお供にいかがでしょうか。
KOLOSのブックマーク以外にもう一つ私が愛用しているブックマークがあり、ついでにこちらもご紹介しておきましょう。
ページに挟むことでお気に入りの記事を探しやすくする「ブックダーツ」です。
ブックダーツは薄いブロンズ製で、使用後も本の厚みを変えることがありません。
「ページに挟む」と言うよりは「ページの上に引っかける」という方が正しく、イメージとしてはクリップが近いです。
使用後はこのような状態になります。
上面からブロンズが覗くためページを探しやすいのです。
かつ、素材の特性上「経年変化」も楽しめてしまうというスグレモノ。
私なりの使い方は、KOLOSのブックマークは呼んでいるページに。
読み終えたページで後で見返したい項目がある場合、そのページにブックダーツを掛けていくといった具合です。
ブックダーツは薄く嵩張らないためどんどん掛けても大丈夫なところが使いやすい。
こういう気の利いたアイテムがあるとさらに読書が楽しくなりますね。
最後は、当ブログのネタ帳で使っているデフフォニックスのマーキングクリップ。
ロック、シザーズ、ペーパー。
グーチョキパー、ようするにじゃんけんですね。
これは完全に見た目が可愛かったので思わず買ってしまったものです 笑
用も無く文房具店をぶらつくとこういう事が起こりますので注意が必要です。
マーキングクリップを挟むとこのようになります。
グーなのかチョキなのかパーなのかはその時の気分次第。
ブックダーツに比べると厚みがありスチール素材のため曲がりにも強く、かつコンパクトなのでノートの大きさを選びません。
ネタ帳には一定のページ毎に記事ネタ一覧があり、そこへ飛ぶためのマーキングクリップとして役立っています。
ネタ一覧1ページにつき10個くらいの記事ネタがあり全部消えた(書き終えた)らマーキングを外すという、ようはToDo管理の代わりでしょうか。
挟んだ部分を上から見るとこのように枠が出るため、ページに飛びやすいというもの。
マーキングクリップと言うだけあって、ノートや本に挟むだけでなく書類をまとめるのにも良さそうです。
機能性がありかつ優れたデザインは、流石デルフォニックスといったところ。
さて、今回はコロナや梅雨で自室に籠もりがちになる時期において、読書を楽しくするブックマークのご紹介でした。
秋の夜長ならぬ梅雨の長雨の読書のお供に、気分を上げるささやかなレザー&金属製品を加えてみてはいかがでしょう。
それでは今回はこの辺で。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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