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2021年は手のひらサイズのM5(ミニ5穴)手帳で軽快に!【プロッター(PLOTTER) レザーバインダー ブライドル レビュー】

2021年6月9日

皆さま、遅ればせながら明けましておめでとうございます。

去年はコロナが世界的な拡大を見せ、大変な一年となりました。

 

今年も引き続きコロナは予断を許さない状況ですが、自宅で過ごす機会が多くなった皆様に少しでも情報がご提供できるよう記事を更新していきたいと思います。

 

本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

 

 

さて、新年一発目となる記事は何にしようかと考えた末、やはり新しい年は新しい手帳でスタートしたいということもあり筆記具ではなく手帳の記事です。

 

職場でもWEBミーティングでも着々とデジタル化が進むご時世ですが、アナログな手帳やメモを役に立つツールとして使っておられる方は多いかと思います。

 

私自身も去年一年間、プロッター(PLOTTER)のミニ6穴手帳をメインで使い、その機動性と性能を存分に感じることができました。

 

ひと言でプロッターのレザーバインダー(手帳)の良さを表すと「とにかくコンパクトで取り回しがきく」といったところでしょうか。

 

同じM6サイズの手帳でもプロッターは一回り小さく、しかも180°に開くリフィルは非常に書きやすいかつ万年筆を使ってもインクの裏抜けがほぼ無い事。

それがが私がプロッターを使う大きな理由となっています。

 

 

 

そんな使いやすいM6サイズのレザーバインダー。

去年の春にまた一回り小さなM5サイズが発売され、気にはなっていたもののサイトでも売れ切れが続く状態。

ちょくちょくと地元の文房具店を覗いては入荷を確認するも姿は見えず、まあまた機会があれば…と思っていた去年末。

 

久しぶりにふらりと寄った文房具店で、何となく2021年のリフィルを買おうかと手帳コーナーを彷徨いていたところ、見つけてしまったのです。

M5のレザーバインダーを。

 

しかも欲しかったグリーンのブライドルレザーがあるではないですか。

 

次の瞬間レジ前に立っていたことは言うまでもありません。

 

 

ということで、気になっていた念願のプロッターM5レザーバインダーを入手し、2021年より使用を開始したわけですが、今回の記事では立ち上げにあたり気付いた点などをまとめていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

【機動性のその先へ!プロッターM5レザーバインダー】

コンパクトで使いやすい手帳では他の追随を許さないM6サイズの手帳よりも、さらに小さなM5の手帳。

今回私自身も初めて使うM5サイズですが、使い勝手はどうなのか。

 

 

まずはそのサイズ感やデザインから見ていきたいと思います。

 

 

左が去年から運用しているM6のレザーバインダー、そして右が今年から運用するM5のレザーバインダー。

素材はM6がプエブロのブラウン、M5がブライドルのグリーンです。

 

プエブロは1年間使っただけあって、かなり経年変化が進んでいます。

やはり手帳は仕事で毎日使いますのでエイジングの進みが早いですね。

 

一方、M5ブライドルはレザーに染みこんだ蝋が浮き出て購入時は白っぽい見た目をしています。

使うほどにツヤが出て色は深みを増すという、毎日使う手帳にはもってこいの素材と言えますね。

 

 

開いてみるとリング1つ分小さいこともあり、M5はM6に比べて縦に5分の4ほどのサイズです。

裏表紙に箔押しされているプロッターのコンセプトは同じ。

 

プエブロの方は使用に伴いリフィルの跡がついています。

 

 

プロッターの一番のアドバンテージと言っていいのが“薄さ”ではないでしょうか。

1枚の革と留め具のみで作られたシンプルなバインダーは、たっぷりとリフィルを挟んでもその厚さは20mm程しかありません。

 

M5サイズも同様に、その薄さはそのままでさらにコンパクトなリフィルが使えるようになっています。

 

プエブロの金具はゴールド、ブライドルはシルバー。

それぞれのレザーの質感やカラーラインナップと合わせた絶妙な組み合わせとなっており、手帳としての完成度も高いです。

 

 

ついでに各レザーの質感も写真で伝わる限りですが見ていきましょう。

 

 

プエブロレザーの表面を拡大したところ。

使用により表面に細かいキズがついています。手触りはマットでしっとりとした質感。

購入当初の毛羽立ちは随分と抑えられ、色も深い色合いへと変化。

 

爪でひっかいて白くなっても揉めば目立たなくなりますので、多少ハードな使い方にも耐えることができます。これからどのように変化していくのか楽しみな素材です。

 

 

こちらはブライドルレザーの表面。

プエブロに比べてデフォルトがツルツルすべすべな触り心地。

 

購入直後ですので「ブルーム」と呼ばれる(染みこんでいる蝋が浮き出た)状態。

もともと馬具に使われる素材ですので堅牢製も兼ね備えた革質で、これからの経年変化が楽しみです。

 

 

プロッターのM5は名刺入れほどのサイズのため片手のひらに収まるサイズ。

スーツのサイドポケットや内ポケットに入れても違和感を感じないというのが最大の強みではないでしょうか。

 

本当に小さいんです!

 

 

ペリカンのK300と合わせてもこのサイズ感とマッチング。

M6をメインで使いつつ、M5は常にスーツのポケットに忍ばせて必要に応じてサッと出してメモを取る。

という機動力を活かした使い方が想像できます。

 

 

次の項では、そんな機動力の鬼であるプロッターM5バインダーを活用するためのリフィルを紹介していきましょう。

 

 

 

 

【プロッターM5に装備したいリフィル3選】

プロッターのM5リフィルについても、M6サイズのようにアクセサリーリフィルが充実していて、グリッドや月間ブロックダイヤリーなどの他、様々なアクセサリーが用意されています。

 

 

その中でもM6サイズやナローサイズ、バイブルサイズの「サブ」として考えている方にお勧めのリフィルを3点ご紹介したいと思います。

 

 

まずはベースとなる2mmグリッドのメモパッド。

 

 

メモパッドについて、今のところプロッターの純正リフィルからは この2mmグリッドのみのラインナップとなっています。

 

もちろん他メーカーのラインメモパッドリフィルも挟めるのですが、このプロッターM5サイズの機動力とサイズ感を考えると、記入量を制限してしまうラインよりは自由に書き込める2mmグリッドがより適していると言えましょう。

 

 

このようにメモパッドはまるっと1冊挟み込めるようになっています。

うーむ、オレンジとグリーンのコントラストが美しい…。

 

 

使う度に関心するのが、このプロッターのメモパッドは紙質が薄い割に強く、万年筆のインクで書いたとしても裏抜けがほぼ無いのです。

(様々なメーカーのインクで書いていますが、パイロットの色彩雫以外は裏抜け無し)

 

メモパッドの上部には日付とタイトルが書き込めるようになっています。

グリッド線もかなり薄いグレーなので文字やイラストの邪魔をせず非常に見やすいです。

 

M5サイズに限らず2mmグリッドは全てのサイズ、強いてはプロッター以外のM5手帳をお使いの方にもお勧めできるリフィルなのです。

 

 

続いて、M6にも装備して活用しているアクセサリーリフィル「バンドリフター」と、ミニサイズのボールペンを一緒に持ち運ぶための「ペンホルダーリフター」の2つ。

 

 

プロッターの手帳は購入時は当然ながら革が馴染んでおらず、デザイン上、ベルトやボタンホックがついていないためデスクの上にそのまま置いた時、有無も言わさず全力で開いてきます。

 

使っているうちに革が馴染んで自然と閉じるようになるのかも知れませんが、ポケットや鞄の中で開いては中のリフィルがぐちゃぐちゃになる可能性もあり危険です。

 

 

そこでバンドリフターを装着すると、トラベラーズノートのように表紙をまとめることができ、かつ携行時やデスクに置いてもにも開かずよりコンパクトに運用可能。

 

 

バンドリフターにはサイズ換算表と世界時差表がプリントされていますので、そういった仕事に就かれている方にも便利。(私は使う機会がないですが…)

 

 

M6の時からお世話になっているバンドリフター。

これはもはやプロッターバインダーの必須アイテムかも知れません。

 

バンドリフター利用においての注意点はバンドの痕がつくこと。

痕と言っても揉めば治る範囲ですが、バンドが擦れる部分はレザーの変化が早いです。

 

気になる方はバンドをしてしばらくして革が馴染んで、表紙が勝手に開かなくなった時点でバンドリフターの利用を停止するなどしましょう。

 

 

 

もう一つはペンホルダーリフター。

こちらは言わずと知れた手帳と一緒にペンを携行するためのリフィルです。

 

もともと裏表紙にペンホルダーが備え付けてある手帳もあるなか、プロッターの手帳はアクサセリーリフィルとしての展開です。

 

今回のM5で初めて使うペンホルダーリフターですが、装備してみて気付いた点を級友していきたいと思います。

このペンホルダーリフター。

通常の手帳のような位置での綴じ込みを考えると、メモパッドリフィルの末が一般的ですが…。

 

 

カヴェコ スペシャルミニのボールペンを挿して挟んでみようとしたところ、ペンホルダーリフター自体がメモパッドリフィルと同幅のため、微妙に収まりが悪いのです。

 

 

巻頭・巻末どちらに綴じた場合もバインダーの端と干渉してしまいます。

 

そこで、メモパッドリフィルの真ん中に綴じてみたところ…。

 

 

閉じたバインダーに干渉せず、ペンの収まりが良くなりました!

 

 

正面から見た場合もこの通り。

リフィルの真ん中に綴じているので当たり前ですが、真ん中に程良く収まっているのが分かります。

 

 

バンドリフターとペンホルダーリフターを装着したM5レザーバインダー。

金具がシルバーでバンドやペンホルダーがブラックのため、ゴールドトリムのペンよりもシルバートリムやブラックのペンが似合いそうです。

 

この項ではカヴェコ スペシャルミニのボールペンとカランダッシュ エクリドールXSを装着してみましたが、どちらのペンもシルバー・グリーン・ブラックに良くマッチしていますね。

 

ちなみに、このペンホルダーリフターへのペンの収納について、ミニペンでも収納可能不可能がありますので、次の項にて見ていきたいと思います。

 

 

 

 

【ミニボールペンとのマッチングについて】

M5サイズというコンパクトな手帳には、やはりミニペンを合わせたいところ。

 

この項では手元にあるミニペンにおいて、デザインマッチングやペンホルダーリフターへの収納可否を見ていきたいと思います。

 

手元にあるミニボールペンは、

 

ペリカン:スーベレーンK300 (緑縞)

カランダッシュ:エクリドールXS (リーニェ)

ラミー:ピコ(インペリアルブルー)

カヴェコ:スペシャルミニ

モンブラン:モーツァルト#116 (ボルドー)

 

 

ひとことにミニペンと言っても全長・軸径は様々。

 

手元のM5レザーバインダー ブライドルグリーンに合わせるとしたら、やはり緑縞のK300、エクリドールXS、そしてピコとカヴェコでしょうか。

 

モンブランのモーツァルトはボルドーよりもプラチナライン(#P116)の方が合いそうです。

 

 

ひとまず、一番似合いそうなK300をペンホルダーリフターに挿そうとしたところ…。

 

 

む、挿さらない…。

キャップがつっかえる。

 

 

挿せないではないかッ…!

 

M5バインダーにK300を挿して使うことを楽しみにしていたのですが、残念ながらキャップの部分が干渉してペンホルダーに差し込めず。

 

これは誤算でした。

 

もしやと思いモンブランも挿してみたところ、同じくキャップが干渉して差し込めず。

うーむ、どうやらキャップがあるクラシックタイプのミニペンは挿せないようです。

 

 

ということで、必然的にペリカンのキャップ部分より軸径の太いラミーのピコも挿せない確定。

 

むう、一気に挿せそうなペンが絞られてしまった。

 

 

続いて、カヴェコスペシャルミニを挿してみたところ、ギリギリで差し込み可能。

これは本当にキチキチですので、パッと取り外して書きたい場合には向きません。

先ほどの項で挿した際も「ウソだろ…?」と焦りながら涙目でねじ込んでいたのです…!

 

カヴェコについては別売のクリップを装着している場合はペンホルダーに収納できません。

 

 

ということで、先ほどの項でも画像がありましたが、このペンホルダーに挿せてまともに使える手元のミニペンはカランダッシュのエクリドールXSのみとなります。

 

エクリドールは無理なく差し込むことができ、ミニマルなデザインマッチングも十分。

 

取り出しの際は、ペンホルダー下部の凹みから出るペン先を指で押し出した後、上部の軸をつまみ上げスルッと外す。

 

このスマートな筆記までの流れがたまらなく心地よいのです。

 

 

コンパクトな手帳にコンパクトなエクリドールのボールペン。

これはかなりお勧めです。

 

 

 

 

【おまけ:メインのM6バインダーに追加したリフィル】

さて、最後はメインで使っているM6プエブロレザーバインダーに今年追加するリフィルをご紹介します。

 

2020年度は手探りでの運用ということもあり、2mmグリッドメモパッドを中心に月間ブロックでスケジュール管理、たまに無地でお絵かきという使い方でした。

 

特に仕事では大活躍で、手帳がコンパクトで軽いプロッターのM6バインダーになるだけでミーティングに向かう手荷物がひとつ減ったような感覚になり身軽に感じたものです。

 

今回、2020年1年間使ってみて追加してみたいリフィルがあり、それを試してみることにしました。

 

 

その名は「プロジェクトマネージャー」。

 

 

とりあえず複数のプロジェクトに関わっていて、かつミーティングが多いとどこに何を書いたか探すのが大変。プロジェクトマネージャーはその名の通り、プロジェクトや議題毎にリフィルを分けて管理できるスグレモノ。

落ち着いた色合いの6色セットです。

 

 

使い方は簡単で、プロジェクトマネージャーの間にリフィルを挟んで綴じるだけ。

あとはプロジェクトや議題毎に異なるカラーのマネージャーを使い分けるだけです。

 

▲このように観音開きになっていて、中のリフィルは隔離される状態。

 

 

プロジェクトマネージャーリフィルの表紙にはプロジェクト(Project)とメモ(Note)が書き込めるようになっています。計画名や議題名とそれに関する補足を書き込みましょう。

 

 

その下にはプロジェクトに関わるメンバーが書き込めます。

3ラインあるので大人数のプロジェクトにも対応。

 

 

背中にはプロジェクトを進めるにあたっての任務(Mission)とその進捗グラフが。

長期間のプロジェクトにおいてもチャンクを分けて管理することができそうです。

 

 

内側にはチャートがあり、期間的な目標を立てて進捗を管理することができます。

このようにプロジェクトに関わるツールは網羅されていると言えるでしょう。

 

 

これらは社会人に限らず、学生の方も学園祭やゼミの計画において活用できそうですね。

 

 

そしてもう一つ、プロジェクトマネージャーのサブ的リフィルとして購入したのが「リフター」。

 

 

これは厚めの黒い板ですね。

私はリフィルの仕切りに使います。

 

メモパッドをはじめ紙のリフィルが薄いため、かなりのページを保持することができるプロッターのレザーバインダーですが、紙が増えるにつれて管理も難しくなります。

 

私はプライベートのメモと仕事用のメモの境目に使ったり、すぐに開きたいページの目印として活用しています。

 

ただの黒い板と侮るなかれ。

スケール下敷きとも組み合わせれば、目当てのページを見つけるのがかなり楽になります。

 

 

最後は、2021年の月間ブロック。

プロッターのリフィルではもうお馴染みのリフィルです。

 

平日が大きく休日が小さいというビジネス向きの構成。

M6ということで記入スペースが小さいかと思いきや、20mm四方のスペースは確保されていて、細字のボールペンやF~EFの万年筆でもかなり書き込めるものとなっています。

 

下にはしっかりとした幅のToDoリストもあり使い勝手抜群。

他のリフィルに浮気できなくなりますね。

 

 

こうして運用を開始した2021年のM6とM5のレザーバインダー。

ペンホルダーリフターなどはM6の方でも使いたいリフィルかもしれません。

(エクリドールもたくさんありますし…汗)

 

今年は普段の持ち歩きにM5のバインダー、ミーティングなどにはM6バインダーと使い分けてきたいと思います。

 

 

プロッターレザーバインダーの良さをまとめると、

 

①同サイズの他メーカー手帳よりも格段に薄くて軽い!

②経年変化が楽しめるレザー素材(プエブロやリスシオ、ブライドル等)!

③豊富なリフィルとアクセサリーリフィルが揃っている!

④リフィルの性能が優秀(薄いが裏抜けしない)!

⑤どんなペンともマッチするミニマルなデザイン!

 

今年の手帳は何にしようかとまだ迷われている方はコンパクトなプロッターのレザーバインダーも候補に入れてみてはいかがでしょうか。

 

それでは今回はこの辺で。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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