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もはや大人のアイテム!ハンドスピナー比較

2021年5月19日

こんにちは。ハンドスピナーが流行っていますね。世のユーチューバーによって爆発的に広まり、老若男女を問わず人気アイテムとなりました。今では様々な形のものが出ています。ただ回すだけなのになぜかハマってしまう、この不思議な魅力はどこから来るのでしょうか。

 

 

子供と一緒にハンドスピナーで遊び始めてから2ヶ月くらいになります。ある程度数が集まったのでいくつかのハンドスピナーの簡単な比較と、おすすめのハンドスピナーを紹介していきます。子供のおもちゃでありながら大人のアイテムでもありますので、やはり金属製以外のハンドスピナーは買いません。ハンドスピナーによく使われている素材は、真鍮・アルミニウム・ステンレス等です。真鍮素材などは経年変化も期待できますね。

 

ハンドスピナーの構成・各部名称として、

・センタースピンドル…真ん中の指でつまむ部分

・ベアリング(センターベアリング)…中心の回転部品

・フレーム…中心から伸びる回転足(羽)の部分。取り外しできるものもあり

・フレームウェイト…フレームについた重りのような部分

 と、正式(?)にはこのように呼ぶようです。

 

それではおすすめのハンドスピナーとそれぞれの比較を見ていきましょう。

 

 

◆目次◆

SWORD  

BOGI/純銅  

回転時間比較  

まとめ  

 

 

SWORD

一番のおすすめはSWORD製のハンドスピナー。素材は、フレームはステンレス、センタースピンドルはアルミです。作りもよく回転時にガタつきもありません。スムーズに回転します。こちらはコンパクトな部類のハンドスピナーです。回転時の光の反射も美しい。

 

スペックは、

回転時直径:6cm

重量:70

平均回転時間:45

ベアリング:ハイブリッドセラミックス

ベアリング取り外し:可

 

 

セット内容。キャリングポーチもセットでなかなかにコスパが高いです。他のハンドスピナーに無く珍しいのが、ロープがついていることです。ロープをフレームに引っかけ、バッグなどに着けて持ち運ぶこともできます。

 

 

センタースピンドルにはSWORDのロゴが。エッジ部分には様々な刻印がされており精密感が漂います。グリップ感は少し厚めですが、それがつまんだ時の安定感をもたらしています。

 

 

ちなみにフレーム兼フレームウェイトは取り外すことが可能。フレームを2本や4本にして回すのも面白いですね。1本だけ外してあえてブレを楽しむのもアリです。

 

 

ポーチにはメイン収納スペースにハンドスピナー型の硬質スポンジ。反対側はポケットがついています。ポケットにはロープや別のハンドスピナーを収納することも可能。

 

 

回転の様子。回転音はシュルシュルとおとなしめの音。このハンドスピナーのおすすめポイントとして、回転させると非常に美しいということが挙げられます。様々な色の光を当てることでフレームウェイトであるステンレスボールが光を反射し、美しいラインができます。これはSWORD製のハンドスピナーでのみ楽しめる粋な遊び方といえますね。

 

 

夜に車内で使うと信号の青やテールランプの赤など様々な色を反射してとても綺麗です。ただし、運転しながらスピナーを回すのは危険ですので絶対やめましょう!

 

 

BOGI/純銅】

続いてBOGI製の純銅ハンドスピナーです。フレームの素材は純銅製。最近スマホのカラーラインナップにもよく使われるカッパーと言われる色ですね。センタースピンドルは真鍮色。異なる経年変化を見せてくれそうな異色の組み合わせです。こちらは先ほどのSWORD製と比べて若干重量もあります。

 

 

セットはハンドスピナーと白い巾着。ポーチやケースはついていませんが、この巾着が地味に良い仕事をしていて、私は持ち運ぶ際、巾着に包んでSWORDについてきた丸いポーチのポケット部に入れています。これでハンドスピナー同士が擦れて傷つくこともありません。

 

スペックは、

回転時直径:6cm

重量:78

平均回転時間:5~7

ベアリング:混合セラミック

ベアリング取り外し:可

 

 

回転の様子。こちらは持っているハンドスピナーの中でも一番よく回ります。コンパクトなのによく回る。最高ですね。音はSWORDと比べてシャリシャリと少し大きめ。ただし気になるほどではありません。回転時はフレームの4本のラインが見え、純銅色と相まってとても綺麗です。

 

 

SWORDと写真での大きさ比較ですが、大きさはBOGIの方が大きく見えても回転直径は2つとも同じで6cm。先ほど書いたように、こちらのハンドスピナーはセンタースピンドルが真鍮色、フレームが純銅ということで経年変化が期待できます。銅ということで、同じ銅の10円玉(厳密には10円玉は青銅)で経年変化の予測を載せておきます。

 

 

10円は青銅ということで銅+錫(スズ)の合金です。純銅が青銅と全く同じ色変化を見せるかは分かりませんが、時間をかけて茶色く変わっていくものと思われます。写真では昭和58年の10円玉の色を最終形態予測として置いていますが、このBOGIのハンドスピナーも34年後はこんな色なのかも知れませんね!(34年後もこれで遊んでいるかは別として)

 

 

【回転時間比較】

私はハンドスピナーで遊ぶ際、回しては止めの繰り返しなのでそれほど回転時間にこだわってはいませんが、机の上でタイムトライアルをして遊ばれる方向けに目安の回転時間も記しておきたいと思います。

 

 

 

◇各ハンドスピナーの重量と回転時間◇

重量 回転時間
ATOMIXのステンレス鋼スピナー 23g 1分50秒
SWORDのステンレス製スピナー 70g 4分15秒
Hiroshiの真鍮製スピナー 114g 4分53秒
APTOYUのステンレススチール製スピナー 130g 3分8秒
Nikattoの純銅製(真鍮色)スピナー 78g 2分37秒
BOGIの純銅スピナー 78g 6分47秒

 

※手元にあるハンドスピナーを机の上で3回まわしたアベレージ。公式な回転時間とは異なります。

 

ATOMIXのハンドスピナーはとても軽く、かつこの中では一番コンパクト。まさにハンドスピナー入門としてもってこいです。回転時間は2分弱とさほど長くありませんが、軽くて丈夫なボディと片手で扱いやすい大きさのため、唯一人差し指でのトップスピードはじきができます。

 

③④の俗に言う「水道タイプ」のハンドスピナーはフレームウェイトに重みがあり回転時間が伸びる傾向にあります。しかし一番長く回っていたのは⑥BOGIのハンドスピナー。フレームが3つのハンドスピナーは形として一番ポピュラーなのですが、やはりこの形が一番バランスが良いのでしょうか。

 

Nikattoの舵型スピナーも面白いです。回転時間としてはそこそこの2~3分台。こちらはフレームがそれぞれ外せるうえ、センタースピンドル周りの大きなリングも取り外し可能です。リングを外した状態で遊ぶこともできます。

 

回転時の安定性について、フレームが6本ないし8本のハンドスピナーの方が、フレームが3本のものに比べ安定するように感じます。特にこの中では③Hiroshiの真鍮製ハンドスピナーが一番ブレがなく、恐ろしいほどの安定性があります。回転時の安定性は回した時の気持ちよさに関わってきます。

 

 

ちなみに形が同じ水道タイプのハンドスピナー同士ですが、フレームを交換しようと思いましたができませんでした。ネジの径が違うようですね。フレームの色を入れ替えることができたら面白かったのですが…。

 

 

【まとめ】

さて、様々なハンドスピナーを比較しながら見てきましたが気になるものはあったでしょうか。ハンドスピナーの種類は今も増え続けています。形・質感は様々ですが、遊び方はひとつ。回すのみ!実に単純明快で潔いアイテムです。今回、子供と遊ぶために持ってみて気付いたことは、ハンドスピナーは間違いなく大人のアイテムであり、その醍醐味は回転時間では無く、質感・精密感からくる「所有欲」だということです!手のひらで回す止めるを繰り返し、その金属が響く余韻に浸る…。ひとたび回せば、まるでワインを片手に膝上の猫をゴロゴロするに匹敵する程の優雅な時間が得られることでしょう。

 

ここで紹介したハンドスピナーは氷山の一角にすぎませんが、お気に入りを見つける手助けになれば幸いです。※ハンドスピナーは商品の移り変わりが激しいので一度逃すと手に入らない可能性があります。

ではまた。

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