コンパクトに1~2本のペンを携帯できるrethinkのOtemoto
皆さんこんばんは。
お気に入りの筆記具を携帯するとき、皆さんはどんなペンケースをお使いでしょうか。
私は主に3本差しのペンスリーブ「Lim Pen Sleeve」を使っており、仕事で愛用している中~太軸のボールペンであればほとんどがそのペンスリーブに収まってしまうということで、今や手放せないアイテムとなっています。
好きすぎて、色と革質が違うrethinkのペンスリーブを3つも買ってしまっているのですが、使い勝手が良いペンケースというのは幾つあっても多すぎることはなく、(入れるペンも多いためか)上手くローテーションできて、かつモチベーションも上がるという良いこと尽くしなのです。
さて、今回のレポートするはそのrethinkから発売されている「Lim Pen Sleeve」の兄弟モデル「Otemoto」。
「Otemoto(おてもと)」というと定食屋などで利用されている割り箸の袋に書かれている言葉。
「おてもと」の起源は、江戸時代の食文化や日本料理におけるおもてなしの習慣にあり、「箸」の代名詞として使われるようになりました。
懐石料理や宴席で、大皿から料理を各自の皿へ分けるために「取り箸」があります。
これに対して、客がそれぞれ自分用に使う箸(手元に置いておく箸)のことを「手もと箸(てもとばし)」と呼んでいました。
これを丁寧に表現した「お手元箸」が省略され、「おてもと」になったとされています。
このペンケース「Otemoto」も同様に、ユーザーが常に自分用に身近に置いておき、いつでも使えるようOtemotoと名付けられたのかもしれません。
まずはお洒落な紙箱の開封から。
こちらも人気モデルでたまにカラーによっては売り切れていますが、欲しかったプエブロのネイビーを予約し、無事に入手することができました。
革質はプエブロの他にネビアとルガトーがあり、各革質でカラーが用意されているため選択の幅も広いです。
カラーラインナップは、プエブロがティール(青緑)、カスターニョ(赤茶)、トープ(灰褐色)、ネイビー(紺)の4色。
プエブロは手帳やペンケースに良く使われる素材で、ザラッとしたマットな質感から使い込むうちに表面が馴染んでいきツヤが出てくる、育てるのが楽しみな革質。
別の革質では、ネビア(イタリア語で霧の意味)のカラーが、ネロ(黒)、カスターニョ、トープ。
ネビアは3本差しの「Lim Pen Sleeve」でもお馴染みの革で、こちらも使い込むにつれ霧のようなブルームが晴れて、艶やかな表情となっていくお勧めの革。
ルガトーのカラーが、グラファイト(黒灰色)。
ルガトーは革の銀面の繊維密度が高く、弾力もあるためOtemotoの薄さとも相性が良いです。
ゴムで留められた蓋を開けると「rethink」のロゴとプエブロの説明。
この瞬間が一番ワクワクしますね。プエブロレザーの芳醇な香りが漂います。
ペンシース本体は非常に薄くコンパクトで、スペックは縦が160mm、横が45mm、厚みが15mm。
プエブロのザラついた質感がハードな印象も与えます。
背面にあたる部分は、2枚の革を貼り付けて作られており、ペンのクリップを挟む側は1枚側で薄く仕上げられています。
ペンシース自体はコンパクトで薄いですが、決してペラペラではなく、ペンを包む安心感ももちろん持ち合わせているところがrethinkのペンシースの素晴らしい点。
裏面には「rethink」のロゴ。
毎回rethinkのペンケースをレポートする度に書いていますが、ロゴが控えめで良い!
表面にデカデカと主張されると個人的に萎えてしまうのですが、その点rethink製品の控えめなロゴには好感が持てます。
ついでにステッチも美しい。
手に持つとこのようなサイズ感。
幅45mmは非常に握りやすい、というか手中に収まりやすい絶妙なサイズ感と言えます。
ペンを2本差してみます。
手前はプラチナのZ(ボールペン)、奥はポスタルコのチャンネルポイントペン。
プラチナZの軸径は9mm、チャンネルポイントペンの軸径は10mm。どちらも細軸のボールペンです。軸径10mm以下のペンだと2本差すことができ、10mmを超える場合は1本差しとして使うのが良さそうです。
(キチキチに入れ込めなくもないですが、ペン同士の干渉が心配)
また、差し込みむペンですが、なるべく天冠(天ビス)にクリップが近いモデルのほうが収まりが良いです。
このペンシースとはマッチしないペンとして、パーカーのデュオフォールドや、ファーバーカステルの伯爵コレクション、ヤード・オ・レッドの各モデル、CROSSのクラシックセンチュリーやタウンゼント。
これらのように天ビスが回転繰り出しの操作部を兼ねた構造のボールペンやペンシルはペンシースから大きく天ビスがはみ出してしまうため不格好となります。
そういう意味でもこの2本のペンは非常によくマッチし、天ビスのロゴ等もとても見やすく、かつ摘まんで取り出しやすいのでお勧めのコンビです。
少し太めのペンと、細いペンの組み合わせは取り出しやすさも含めてベストな組み合わせかと思います。
ペンの入れ方は写真のようにクリップを挟む方法と、クリップを使わず中にすっぽりと収納する方法の2通り。私は持ち運び中の落下が怖いのでクリップを使っていますが、クリップを使うと(クリップの形状や挟み込む力にも左右されますが)革の表面に凹みや傷が付きますので気になる方は注意です。
同じrethinkの兄弟モデルと比較してみます。
左がOtemoto(2本差し)、右がLim Pen Sleeve(3本差し)。
【Otemoto】
縦:160mm
横:45mm
【Lim Pen Sleeve】
縦:154mm
横:約50mm(ペンを3本収納し、本体を折り曲げた状態)
OtemotoはLim Pen Sleeveに比べ縦が6mm長く、逆にペンを収納した状態の横幅は5mmほどコンパクト。
ペンを収納した状態では厚みが2分の1程です。
Lim Pen Sleeveも3本差しということを考えると相当コンパクトですが、手荷物をさらに絞りたい場合はOtemotoに持ち替えるという選択肢もありですね。
続いて、同じ2本差しの「Duo Pen Sheath」と比較。
【Otemoto】
縦:160mm
横:45mm
【Duo Pen Sheath】
縦:160mm
横:約60mm
Duo Pen Sheathは内部にポケットが2つある2本差しのペンシース。
同じ2本差しでも、2本差したときの厚みはOtemotoの方が薄く、代わりにDuoは構造上、クリップの表面をペンケース内側に向けることができるため、外側からの傷に対して強い(鞄やポーチの中でもクリップを守れる)という違いがあります。
このようにサイズ感や性能に違いがあるため、入れたいペンのサイズや見せたいペンの部位がどこかによって使い分けるのが良いかと思います。
Otemotoはクリップを表面に出して収納できるので、クリップを見たい(見せたい)場合や、簡単にペンを取り出したい場合に重宝します。
会議中でもこの状態で机に置いてあるだけで目を引き、話題にもなりますので、社内にペン好きな方がいらっしゃる場合にもとても映えるペンシースではないでしょうか。
さて、今回はrethinkの1本~2本差しに対応するペンシース「Otemoto」をレポートしました。
世の中にペンケース多しと言えど、Otemotoのように中のペンを見せ(魅せ)つつ、取り出しやすく、そして素材の経年変化も愉しめるペンシースは他には無いのではと思います。
また、Otemotoに限らず「機動力のあるペンシース」として、rethinkのペンケース達はとても理に適った構造をしているため、昨今の代わり映えのないジップ式のペンケースに飽き飽きしている方にも非常にお勧めです。
多くのペンをジップ式の格納庫に入れて一気に持ち運ぶのも素敵ですが、2~3本の選りすぐったペン達をスマートに持ち歩くというのも格好良いものです。
記事を読んで気になった方は、是非私がハマるペンシースをお試し頂ければと思います。
それでは今回はこの辺で。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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