ボールペン・万年筆・メカニカルペンシルなど、文房具好きの購入記を写真多めで比較レビュー。
たまーに気になったガジェットのレポートも。
物欲のままに手に入れたアイテムをレビューしたりしなかったり。

あるとなにかと便利なミニ三脚「マンフロットPIXI」

2024年9月28日

こんにちは。
 
前回、マクロレンズ(M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro)をゲットし、三脚の必要性に駆られた次の瞬間、小型の三脚をポチってしまっていました。マンフロットのミニ三脚PIXIをレポートします。
 

 
コンパクトなマイクロフォーサーズ機であるE-M5 MarkⅡとの組み合わせで使います。コンパクトとは言っても小型の一眼レフくらいの重量があるカメラですので、正直買う前は「カメラに装着しても安定せず使いものにならないのではないか」と眉唾でした。ところがその予想を良い意味で裏切ってくれたのがこの三脚。
値段も手ごろでいて質感も安っぽくなく好印象です。マットな質感のE-M5Ⅱとのマッチングもなかなか。三脚自体は艶消しの表面処理が施され、サラサラとした手触りです。
 

 
商品はブリスターパッケージで届きました。このパッケージはお洒落です。
買う前の印象と比べ意外と雲台ロック解除ボタンがとび出ているなーという感じです。パッケージの商品説明にはたたんだ状態で手持ち一脚?のように使い、足を開いて三脚という2WAY仕様と書かれています。
 
それでは開封し、さっそく自由雲台のロック機構をみてみますしょう。
 

 


 
意外と出ていた印象のロック解除ボタン。赤いマンフロットのマークがズレていたので、剥がして貼りなおしました。
マークは両面テープで貼り付けてあるため簡単に貼りなおせます。ボタンの触り心地は固めでぐらつきなどはありません。この辺の剛性感は三脚という道具の性質上、この上ない安心感につながりますね。
 

 
けっこう力強く押し込んでロックを解除します。撮影中にカメラが動いてしまわないように固めなのはありがたいです。
メーカーサイトに人差し指だけで押し込んでいる画がありますが、まず無理でしょう。親指のサポートがいります。というか、親指と人差し指で本体を挟んで力を入れボタンを押すのが正解です。
 
押し込んでいるあいだは雲台を自由に動かせる仕組みになっていて雲台は45度くらいまで倒せます。
雲台のボール部分には細かな縞模様が入っているので水平戻しも可能。カメラへの取り付けは、カメラ側もしくは三脚側をねじって行います。
 

 
三脚の足は、こちらも約45度くらいまで無段階に開くことができます。
足の先にはラバーの滑り止めが貼ってあり接地性も良好。よほど重いレンズを着けてフロントヘビーにならない限り倒れることもなさそうです。私が持っている中で一番重いレンズであるトキナーのReflex 300mm F6.3 MF MACRO(298g)を着けている状態でも大丈夫でした。
 
商品説明にあったように足をすべてたたみ、手持ち一脚のようにして使うこともできます。これが意外と使いやすく重宝します。私の使い方としては、机の上の被写体に対して垂直にカメラを向けて写真を撮りたい場合、例えば書類のような平面を写したいとき、はたまた真上から物撮りをする場合など。三脚を胸のあたりに固定し、ストラップを首にかけることでカメラを下に向けたままピタリと固定することができます。
 
また、自分の目線より高い所から見下ろすような構図で写真を撮りたい場合もこの一脚持ちが機能します。カメラのバリアングル液晶を使うことで高所からのスナップ撮影や動画撮影も可能となります。工夫次第でいろいろな使い方が試せそうですね。
 

 

 

今回の購入の動機は主に卓上物撮りすなわちマクロレンズ活用のためですが、とてもよい働きをしてくれそうです。
全体的にカチッとしていて作りがよく、コスパの高い商品ではないでしょうか。いざという時のためにカメラバッグに一本忍ばせておくのもよさそうです。
 
もうちょっと足を倒したい(撮影位置を下げたい)、雲台を倒したいという方には、兄弟モデル(マンフロット PIXI EVO)もあるようです。
マンフロットPIXI EVOは雲台が90°まで倒せるのがポイント高いです。うーむ、こっちも欲しくなってきますね。
 
それでは今回はこの辺で。

スポンサーリンク